舞踏会の話 ページ21
Aside
ホグワーツ中に響き渡る鈴の音。
一年の締めくくりとも言える私の大好きなクリスマスが近ずいてきている。
全ての授業が終わった午後、ハグリッドが雪が被った真っ白なクリスマスツリーを抱えてを大広間へ続く道を歩いていた。
「ハグリッド！そんな大きなクリスマスツリー、どこに置くの？」
「おぉA、これは大広間に持って行ってくれってフリットウィック先生がな。後で飾り付けをするらしいぞ」
そういうハグリッドの右手には沢山の星などの装飾品が入った袋を持っていた。
「なんだかサンタクロースみたいね」
「あいにくプレゼントは持ち合わせてねえんだがな
代わりと言っちゃなんだが、後でクッキーをご馳走しちゃる」
「本当に？じゃあ後で皆と伺うわ！」
ハグリッドの選ぶお菓子にはハズレがない。
ご馳走して貰ってばかりだからクリスマス休暇が終わったあとになにかお菓子をプレゼントしようと思った。
***
「純血貴族の舞踏会があるの？」
ハグリッドとのティーパーティーを終えた私達は駆け込むように大広間に入り、夕食を食べていたところだった。
ジェームズの質問にシリウスが思い出したように嫌な顔を浮かべる
「あぁ、あの時ほど最悪な時間は無いさ。
操られてるかのように一生踊って、上部だけの会話をして…考えただけで憂鬱だな」
みんながそうなの？という顔で私を見る。
「僕、なんだかキラキラしてて美味しいものを食べるみたいなイメージだったんだけど」
ピーターが目の前の食事を見ながら話す。
「私はあまり行ったことがないけど…
雰囲気は好きじゃないのは覚えてるわ。なんだかみんな "私を見て！" って感じで。」
ご飯は美味しいけどね、と後付けする。
コルセットはきついし、ヒールは高いし、みんなの自慢大会と言った感じだろうか。
「今年はロペス家も参加するのか？」
「ホグワーツにも入ったし…多分参加するんじゃないかしら」
さすがに何年も顔を出していないとほかの貴族から何を言われるか分からない。
ある程度大人になってくると、結婚の話などの将来の話を貴族同士ですることがよくある
どの貴族も自分の血筋を残すことで頭がいっぱいなのだ
「新しいドレスも買わなきゃいけないし…」
あのきついコルセットを付けなければいけないことを考えると、美味しい夕食も味がしなくなった気がして、今年のクリスマスプレゼントを考えて気を紛らわした。
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ユマ(プロフ) - 9と4分の3番線が9と3分の4番線になっちゃってますよ💦このままじゃ10と3分の1番線になっちゃう、、、 (3月21日 10時) (
レス) @page7 id: c63c25d140 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ最死ん頑張ってください💪(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2月3日 22時) (レス) @page11 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2024年1月13日 23時
