談話室 ページ18
「今回は惜しくもグリフィンドールは負けてしまったが…」
夕食前のダンブルドア校長の話。
確かに私たちグリフィンドールは今回のクディッチでは負けてしまったが、正々堂々と戦っての結果だった。
ダンブルドア校長先生の話が終わった後、食事をしていると、隣の年上のスリザリン寮の人に声を掛けられた
「グリフィンドールってあんなに弱かったのね、私笑っちゃったわ！」
その人は自分の友達らしい人と笑いながら聞こえるように喋っていた。
その友達らしい子も「やめなって」とは言っているけど笑っているから結局は同じなのだろう。
彼女達の視線は私の横にいたシリウスにあり、どうやら女の私が親しげに話していたのが鼻についたようだった。
「弱い犬ほどよく吠えると言いますもんね。
違う寮だけど、自分はこんな風にならないようにいい見本にさせていただきます。」
「何ですって？！生意気な！」
私が嫌味たっぷりに言い返すと、その人たちは顔を真っ赤にして席を立ち上がった
彼女の手が私の頬に力いっぱい当たり、頬がジンジンと痛む。
「おい何してんだよ」
と、横に居たシリウスが立ち上がった。
「違うの！これは…」
「年下相手に良くもそんなに楯突いてられるよな
恥ずかしいとかそんな感情ないのか？」
好きな相手に考えもしない形で最悪な印象を植え付けてしまったスリザリン寮の先輩たちは、静かに黙ってしまっていた。
「行こう、A」
「え？ちょっと…」
リーマスに手を引っ張られ、私はグリフィンドールの談話室まで連れていかれた。
***
「私は平気よ、むしろあのままやられっぱなしで悔しいくらいだわ。」
みんなは大広間で夕食をとっているからか、私たち以外には談話室に誰もいなかった。
「相手は年上だよA。僕達よりも色んな呪文を知ってるんだ
変に火をつけちゃいけないよ」
「そうだけど…グリフィンドールのことをバカにされて頭に来ちゃって」
「ほら、真っ赤じゃないか。痛かっただろうに」
リーマスがマダムポンフリーから貰った薬を塗ってくれて、少しは良くなったけれど、それでもやっぱり痛いものは痛い
「女の子なんだから、自分の体を大切にして」
「あら、男女差別？今の世の中じゃアウトよリーマス」
「そうじゃないけど…真剣に話してるんだよA」
リーマスが少し困った顔で私の顔を見つめる。
怒ることに上手くなれてない彼は、私が笑うと釣られて笑ってしまって、なんだかお説教には向いてないなと思った。
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ユマ(プロフ) - 9と4分の3番線が9と3分の4番線になっちゃってますよ💦このままじゃ10と3分の1番線になっちゃう、、、 (3月21日 10時) (
レス) @page7 id: c63c25d140 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ最死ん頑張ってください💪(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2月3日 22時) (レス) @page11 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2024年1月13日 23時
