スニベルス？ ページ12
リーマスside
月曜日の夕食での事。
僕達は大広間でいつものように食事をしていた
大きな変わることと言えば、Aが居ないこと。
それだけと言えばそれだけだし、けどやっぱり君がいないのはなんだか落ち着かなかった。
「わかった！スニベルスを俺たちの気が済むまで踊らせるのどうだ？みんなの注目の的にさせてやろう！」
「タラントアレグラを掛けてやろうぜ！あいつ、絶対顔を真っ赤にするぞ！」
最近、シリウスとジェームズはリリーと言う女の子の近くにいるセブルス・スネイプという男の子が気に食わないらしい。
スネイプに悪戯を仕掛けるのを知ったら、Aはどう思うだろう。
良くない事なのに、反論したら友達じゃ無くなってしまいそうで少し怖かった。
「_________スニベルスって誰のこと？」
僕達はAの声に驚きながら振り返った。
彼女は「ちょっと久しぶり？」と言いながらいつものように優しく笑った。
「スニベルスはエバンズと絡んでる意地汚いガキのことさ。
それよりお前、どこ行ってたんだよ」
「親戚で急に集まりがあったの、本当に悪いと思ってるわ」
まあいいけどさ、となんも気にしてないシリウスを他所に、ジェームズが思い出したように口を開いた。
「そうだ、やっぱり場所は大広間がいいよな？みんなの注目の的って感じでさ！」
「スニベルスも注目の的になるし、俺達も注目の的になるな！やっぱり持つべきものはジェームズだぜ！Aもそう思うよな？」
Aside
奇跡的に早めに人間に戻れた私は
夕食の時間に遅れないように駆け足で大広間に向かっていた。
けど数日歩いてなかっただけでも筋力が落ちてしまったのか、私の足は言う通りには動いてくれなかった。
***
「ごめんなさい！大丈夫ですか！？」
大広間まであとちょっとの所で、何かの拍子で転んでしまい、そばにいた男の子を巻き添えにしてしまった。
その男の子はすぐ立ち上がって、何事も無かったかのように立ち去って行こうとしたがなかなか立ち上がれない私を見て手を貸してくれた。
「鈍臭いな。ほら、手、出せよ」
「あ、ありがとうございます…」
ローブを見るとスリザリン寮の子だった。
始めてみる顔だったので名前を聞こうとしたら
「僕に構うな、早くあっち行け」
と、ツンケンした態度で早歩きでどこかへ行ってしまった。
「名前くらい教えてくれてもいいのに…」
顔が広いリリーなら知ってるかも、と思いながら、私は大広間についてジェームズ達を探した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユマ(プロフ) - 9と4分の3番線が9と3分の4番線になっちゃってますよ💦このままじゃ10と3分の1番線になっちゃう、、、 (3月21日 10時) (
レス) @page7 id: c63c25d140 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ最死ん頑張ってください💪(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2月3日 22時) (レス) @page11 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2024年1月13日 23時
