第126話 ページ30
「それだけではない、というのは……」
山崎「Aちゃんの持つ力を利用し、この世界を崩壊させようと目論んでいる。その為にも、まずはAをなんとしても連れ戻さなければ、という話をしていたんです。」
この状態だと、鷹久兄さんは悪霊に取り憑かれていることは間違いない。反応を見る限り、神様達もこの事については同様の認識らしい。問題は、さっきゼウスさんが仰っていた『あの話』についてだ。
「そういえば。イザナギさん、ゼウスさん。あの話って一体……。」
イザナギ「このところ、悪魔達の活動が活発になっていてな。悪霊達も人間に取り憑いては悪さをしていると聞いた。」
アマテラス「大変な事になったわね……」
アマテラスさんをはじめ、女神様達がそろって頭を抱える。見かねたイザナギさんが、思わぬ助け舟を出してくれた。
イザナギ「心配する必要はない。我が娘達よ。Aの兄に取り憑いた悪霊は、陰陽師に任せるのが良い。……江戸に、腕のいい陰陽師の一族がいると耳にした。」
結野衆と巳厘野衆。江戸の陰陽師の二大勢力だ。私達が江戸に来た頃から色々とお世話になっていて、今でも時々遊びに行くくらいだ。
「とりあえず、鷹久兄さんに取り憑いた悪霊は陰陽師の方々に調伏してもらえるかお願いしてみます。」
イザナギ「ああ。それと、地上に降り立った悪魔達についてはAが対処してくれるな？」
「ええ。」
ゼウス「ちょうど、お前さん専用の武器も仕上がったようだぞ。」
「本当ですか！？」
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薫(プロフ) - 沖田桜華さん» ありがとうございます！そうですよね！これからも頑張って更新致しますので、どうかよろしくお願いいたします！ (2018年10月20日 18時) (
レス) id: 2de80711c6 (このIDを非表示/違反報告)
沖田桜華 - とても面白いです！動乱篇は実写でも取り入れられましたし、ほんとに泣けます…続き楽しみです。 (2018年10月20日 14時) (レス) id: 98b8c85960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫 x他1人 | 作成日時：2018年9月11日 13時
