第39話 ページ41
夜。僕らは屯所の大広間で宴会をしていた。
近藤「伊東鴨太郎君の帰陣を祝して、乾杯!」
用事があるからと精霊達にAを託し、少しの間だけ面倒を見てもらうことになった。
Aは外で夕飯を食べてくると言うので、その通りにさせた。でも、誰かに絡まれやしないかと思うと少し心配でもある。
不意に、近藤から酒を勧められる。それを飲み干すと、酔いが回ってくる感覚。
ノーム1「王の兄上殿、どうしてる?」
ノーム2「兄上殿、酒を飲んでる。仲間と一緒。」
ノーム3「平気? 平気?」
ふと見れば、部屋の外から精霊達がひょっこりと顔を覗かせている。平気だよ、と返してやると、彼らは満足したように引っ込んだ。
近藤「先生、今のは。」
伊東「僕の恋人の、友達だ。よほどの事がない限りは危害を加えやしない。」
どうやら、近藤にも彼らが見えるらしい。本来彼らが見えるのは、ごく限られた人間のみだ。陰陽師がその最たる例とも言える。
精霊王と陰陽師とは、似て非なるもの。それでも協力関係にあるらしく、Aは暇さえあれば江戸に住まう陰陽師の元に遊びに行っているようだ。
よくもあのけちな幕府から武器を仕入れられたと、話題を振られる。
伊東「けちとは、言い換えれば利にさといということだ。」
あったこと、これからのことを皆に語る。この組織も変わる必要がある、そう思い言葉を紡ぐ。
果たして、この中に僕の真意に気づく者はいるのだろうか。
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薫(プロフ) - スー☆さん» ありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張って更新します故、よろしくお願いします。 (2017年11月5日 11時) (レス) id: db84894ca1 (このIDを非表示/違反報告)
スー☆(プロフ) - 続きが気になります!! (2017年11月5日 0時) (レス) id: 6b91c09b66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 x他2人 | 作成日時:2017年7月15日 15時