第17話 ページ19
伊東「A!」
ほっとしたような表情を浮かべる先生。見れば、私はいつもの部屋に寝かされていた。
「先生‥‥。私、どうしちゃったの‥‥?」
伊東「路地裏で倒れていたのを運んで来てもらったんだ。」
聞くところによると、私はあの後、坂田銀時という人に助けてもらったらしい。
「すいません。‥‥私、先生に言われた事、できなかった。」
伊東「気に病むことはないよ。‥‥君は体が弱いんだ。くれぐれも無理はしないでくれたまえ。」
「わかりました。」
それにしても妙だ。広い江戸のあんな細い路地裏で、そう簡単に私を見つけられるものなのだろうか。
そして。その銀時さんとかいう人は、どうして私がここにいるという事実を知っているのだろう。
人斬り似蔵には名前しか話していない。ましてや、私は銀時さんに会ったことも顔を見たこともない。
先生や篠原さんが私の存在を他人にばらすようなことをするはずもない。
まさか。
伊東「どうしたんだい? A。そんな浮かない顔をして。」
「先生‥‥。その、銀時さんは、どうして私がここにいるって事、知っているのでしょう。」
すると。
伊東「そうだな‥‥。もしかしたら、ストーカーにでもあっているんじゃないか?」
今日外に出ている時、誰に会ったと問われる。
あった事を全て話すと、先生は怪訝そうな顔をした。
伊東「様々な要因が考えられるが、人斬り似蔵とその男が知り合いだったという可能性も否定できない。」
とにかく、と先生は言った。
伊東「Aのことは僕が護るから。君は何の心配もいらないよ。」
「はい‥‥」
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薫(プロフ) - スー☆さん» ありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張って更新します故、よろしくお願いします。 (2017年11月5日 11時) (レス) id: db84894ca1 (このIDを非表示/違反報告)
スー☆(プロフ) - 続きが気になります!! (2017年11月5日 0時) (レス) id: 6b91c09b66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 x他2人 | 作成日時:2017年7月15日 15時