第15話 ページ17
伊東と話をしていてわかったことがある。
そのことを聞いた万斉は、相当驚いた様子だ。
まあ、無理もねぇ。
あの二人は互いに依存しあっていると聞いた。そして、伊東はその小娘を可愛がっていると。
人見知りな小娘は、屯所の中でも人目につかないような奥の部屋に閉じ込められているとも。
その二人を引き離せば、どうなるか。そんな事、容易に想像がつく。
高杉「なぁ、万斉。」
河上「何でござるか?」
高杉「万が一にも伊東が死ねば、あいつは天涯孤独の身になっちまうだろう?」
河上「それを、連れて来いと?」
高杉「そういうことさね。」
趣味が悪いでござるな、と万斉は言った。
三味線を弾きだした万斉を尻目に見ながら、俺は部屋へと戻る。
高杉「趣味が悪い、ねぇ‥‥」
そんな稼業をやってんのが俺達だ。
松陽先生を奪ったこの世界を壊す為なら俺ァなんだってするし、誰であろうと利用する。
なぁ。銀時。
てめえは何故、先生を奪われたこの世界を享受し生きていける。
俺は、悔しくて悲しくてたまらねぇ。
岡田「アンタ‥‥、また何か考えてんだろ。」
高杉「似蔵。てめえか。」
岡田「はてさて、その小娘は俺達の新たな光とやらになってくれんのかねぇ。」
高杉「さぁな。」
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薫(プロフ) - スー☆さん» ありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張って更新します故、よろしくお願いします。 (2017年11月5日 11時) (レス) id: db84894ca1 (このIDを非表示/違反報告)
スー☆(プロフ) - 続きが気になります!! (2017年11月5日 0時) (レス) id: 6b91c09b66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 x他2人 | 作成日時:2017年7月15日 15時