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CASE:2 Sungmin ページ5
「ねぇ、ミンくんはなんで可愛いの？」
「え…？」
〜 可愛い 〜
うちの事務所の本当に事務の女の子。
ほんとーに事務の地味な女の子。
たまに声掛けられる。
こういう立場の子って僕達にはあまり声かけてかないんだけどこの子は違う。
今日はダンスレッスンしてて、たまたま僕がジャンケンに負けたから自販機まで買い出し。
そこで声をかけられた。
それにしても、ミンくんって…馴れ馴れしい。
「ねぇ、なんでー？」
「なんで、って…」
「私より女度高いもん！」
「女子度あげたいの？」
「うん！」
そんな彼女をよく見てみる。
体のラインがすっぽり隠れてしまってるトレーナー、ブカブカのパンツ。
それは女子度ないよね…
「ワンピースとか…着てみたら？」
「ワンピースかぁ…ん、ありかと」
ガコン、と目当ての飲み物を買うと彼女は仕事に戻っていった。
なんだったんだろう…彼女。
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作者名：Mey
| 作成日時：2014年3月6日 4時
