俺が相談役？いえいえ無理です【prsk】【男主】 (ページ11)

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～5年前～

『わぁっ……！すごい…！お父さんかっこいい！』

父「はは、そうだろ？」

母「ふふっ…2人とも本当に歌が好きなのね」

俺は歌が大好きだった。父さんは有名な歌手だった。

『うん！だってお父さんがうたう姿とってもかっこいいんだもん！』

父「ははっ…それは嬉しいな」

『だから僕大きくなったらお父さんに曲をつくってうたってもらいたいんだ！』

母「え？そうなの？一緒に歌うとかじゃないの？」

『うん！だって僕お父さんのうたってる姿が見たいから！いっしょににうたっちゃったらお父さんの姿みえないでしょ？』

父「そういうことかwでもお父さんはAが歌ってる姿も好きだぞAの歌声とっても綺麗だからな」

母「ふふっwA、歌いながらだってお父さんの姿見ることはできるわよ」

『…？…あっ！そっか！じゃ、じゃあ僕のつくった曲をお父さんと僕でうたいたいな！！』

父「そっか、それは嬉しいなwじゃあお父さんいっぱい練習しないとな」

『えへへ！僕もいっしょにうたえるように練習いっぱい頑張るね！』

父「そうだな。いっしょに頑張ろう！」

『おー！』

母「練習もいいけどほどほどにね？お昼ご飯ももうできてるんだから」

『わーい！今日のお昼ご飯なーに？』

母「ふふっ今日のお昼ご飯はフレンチトーストよ！」

『え！？やったー！お母さんのフレンチトースト大好き！！』

父「じゃあそろそろ冷めないうちに早く食べちゃおう」

『うん！じゃあ食べ終ったら練習しようね！』

父「分かった分かったw」

俺の夢は父さんといっしょに歌を歌うことだった。みんなに希望を届ける父さんはやっぱりかっこよかった。怒られることだってあったけど、優しくて大好きなお父さんだった。

なんであの時父さんに会いに行こうとしたのかな

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