◯Cool Man ページ10
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Iwamoto H. side
『阿部ちゃーん』
阿「ん?」
はい!とAが渡していたのはラムネ。
A曰く、糖分補給にはラムネがいいとか。
俺はチョコ食べてるけど。
阿「いいの?」
『勉強頑張ってるからあげる!』
ありがとうと阿部が反応して、嬉しそうにニコニコと笑うA。
リア充してんの見せつけられて、何なんだと思うけど2人とも可愛いからいいやと思ってしまう。
もちろん、悟られないようにこっそり見守ってるけど。
『照くーん!チョコちょうだい!』
岩「え?」
『え、だって、照くんの食べてるチョコ美味しそうなんだもん』
岩「良いけど...。阿部、怒んない?」
『...なんで、阿部ちゃん?』
いやなんでピンと来ないんだよ。
阿部がすごいこっち見てくんだけど?
多分、あげなかったらあげなかったでめんどくさいだろうけど。
岩「はい。どーぞ」
『ありがとう!』
おいし〜!と阿部のもとへ向かう姿をみると、高校時代を思い出す。
昔っから阿部の圧はすごかった。
寄せつけない感じあって、メンバーの俺らでさえもAと阿部が近くにいる時は声をかけないみたいなことあったもんな。
『阿部ちゃん、阿部ちゃん』
あーやって周りをぴょんぴょんして、阿部の集中力をわざと切らせてかまってもらうやり方も変わってない。
阿「もー、何?」
『暇。かまえ』
少しだけ頬を膨らませて、上目遣いしてるあたり、あざとさ増してるわ。
あと、元最年少が出てきてる。
阿「はいはい」
顔に「可愛い」ってかいてますけど?
ね?と近くにいた佐久間と顔を見合わせる。
佐久間も気がついたようで、ニヤニヤが止まらない。
佐「あべつき、ラブラブすんなって!」
『佐久間、邪魔』
佐「はっ!?俺、怒られた!?」
嘘だろ...と肩を落としながら俺との距離を近づけてくる。
阿「ちょっと、A?」
『...阿部ちゃんとの時間邪魔するとか有り得ないもん』
めっちゃわかる。好きな人ととの時間は邪魔されたくないよな。
阿「嬉しいけど、あんなこと言っちゃダメだよ?」
『はい...』
阿部の膝の上から降りて、佐久間の近くに来て、ごめんねと謝るA。
彼氏好き!っていう彼女がいる阿部が羨ましいわ。
◇
顔には出しません
◇
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美紀(プロフ) - 作者さん完結したけどこの小説大好きです残して欲しいです (2021年9月4日 20時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
stardust(プロフ) - バナナさん» コメントありがとうございます!読んでいただけて嬉しいです。更新いたしますので、今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2021年2月3日 19時) (レス) id: 640b89e818 (このIDを非表示/違反報告)
stardust(プロフ) - まゆみさん» コメントありがとうございます!全く気がつきませんでした…。ありがとうございます! (2021年2月3日 19時) (レス) id: 640b89e818 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 移行おめでとうございます。嬉しいです。これからも更新お願いします。 (2021年2月2日 23時) (レス) id: c95c42bad5 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - ふ、ふっかに彼氏!?彼女の間違いですか?笑笑 (2021年2月2日 22時) (レス) id: 5369cb8434 (このIDを非表示/違反報告)
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