◯お酒は強い ページ45
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今日は、未成年のラウール、仕事が忙しい阿部と目黒以外で飲んでる。
異色なメンバー味があるけど、まあ良いや。
お酒は好きだし、飲めるし、酔わない方。
先輩とお食事に行った時に、酔わないからいつも強いねって言われるのが定番化している。
『今日も飲むぞー!』
その一言で、本日のお酒は始まります。
*
1、2時間経てば、ちらほらと酔いが回っているメンバー。
『もー、ふっかは水飲んで』
深「らって〜」
酔い過ぎてちゃんと喋れてない。
近くにいる照くんに水を渡し、飲ませるよう頼めば、なんとか飲んでくれるけどやっぱり酔いが回ってる。
佐久間と翔太に関しては、潰れてるし。
あんたら、飲み過ぎなのよ。
康二は寝かけてる。
で、お酒強めな舘さんと照くんと私が残ってます。
宮「A、飲む?」
『飲む〜。んー、なににしよっかな』
岩「ふっかのお金だから好きに飲みな」
『マジ!?最高じゃん。
人の金で飲む酒は美味いんじゃ〜』
なんてふざけたノリで頼む。
そんで、強い照くんさえも酔ったらもう私の手では負えないわけで。
深「なーんで、あべちゃんとぉ、Aはぁ...。うっ...。
仲悪くなっちゃったのぉ〜。俺悲しいよぉ〜」
『はいはい。水飲んで』
隣にいる照くんは寝てるからもうこの人の相手できるの私と舘さんしかいないけど、ここは同期の私が。
同期って好きなのよな。
なんか安心かっていうかさ、なんとなく深い絆があるみたいな感じがして。
普段は冷たくしがちですけど、好きだよ。ふっか。
あ、恋愛的な意味はありません。
宮「Aってお母さんみたい」
『よく言われる。後輩たくさんいるからだろうね〜。
最近のJr.ちゃんたちが弟よりも息子って感じする』
おぉ、なんていう舘さん。
そうなのよなぁなんて話を続けようとしたら、こっそりと耳打ちでこう言われた。
宮「で、阿部と仲悪くなった原因は?」
『近い近い!』
そもそも、今日の飲み会みたいなのが開かれた理由もなんとなく察してた。
酔わせようとしたんだろうけど、私にその手は効かないからね。
そういった意味を込めて、お財布からカードを取り出し、片手にカバンを持つ。
二日酔いなんてしません。
そもそも...
『明日仕事なんで、お先!』
午後からだけどね(笑)
◇
その手には乗りません
◇
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