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、、、と。
ここまでは憶えてる。
すごいはっきり憶えてるんだけど、、、
「、、どこ、、ここ、、、」
声に出しては見たものの
分かってる。
ここは、ホテルの部屋だ、、、
「、、、やっちゃった？」
いや、でも服は着てる、、、
ん？でも誰がここまで
運んでくれたの？？
「、、頭いったぁ、、、」
とりあえず近くに置かれていた携帯に
手を伸ばして電源を入れると
千佳から【大丈夫だった？！】の文字。
「ってか、、、
連れてきてくれた人は？」
部屋を見渡して少し歩いてみるけど
私以外に人が居そうな気配はない、、、
「ん？」
ふと目に止まったホテルのメモ。
【仕事なので先に行きます。】
「、、、誰かが連れてきてくれたんだ」
その下、連絡先も書いてあった。
「、、、とりあえず家帰ろ。」
メモだけとってフロントへ向かう。
「え？」
「お会計は済んでおりますので
ルームキーだけお預かりいたしますね」
「お金まで払ってくれたの、、」
昨日の自分の記憶よ、、、
どんな人だったか、それすら分からない。
「ごめんね〜！
昨日ハルさん(DJ)と話続いちゃって！！」
「本当だよ。
放置されたこっちの身にもなれ。」
電話口の千佳は、ごめんね〜
なんて言いながら声は弾んでる。
「千佳、DJさんとなんかあったでしょ？」
「う〜ん、、まぁね？」
「分かりやす(笑)
ってかさ〜昨日あの後私って千佳に
1度も会わずにクラブ出たのかな？」
「ううん！1度会ってるよ！
なんだっけ、ほら〜あの、、、
ジャニーズのさ、あんたが好きな
グループいんじゃん。」
「え？SixTONES？」
「そうそう！そのメンバーの
田中樹？って人が呼びに来てくれて」
「は？え？は？」
状況が整理できない。
SixTONESの田中樹が居た？
同じ空間に？？
「田中さんとハルさんが昔からの
お友達だったみたいでさらに、
Aを介抱してくれた人が
田中さんのお友達？だったみたいで。
Aベロベロだったから記憶ない？
責任持って連れて帰ります。
って言ってくれたからお任せします。
って帰ってもらった。」
「いやいや、そこ任せるなよ。
え、待って。待ってよ。
樹いたの、、、」
なんでそんな時に限ってベロベロ
なんだよ！わたし！！！
自担の居るグループのメンバーに
遭遇なんて滅多にないのにっ！！！！
「でもAが好きなの田中さん
じゃないよね？」
「うん。北斗ね。松村北斗。」
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作者名：あやぴのかやあ
| 作成日時：2021年2月14日 9時
