心配なの ページ10
舘「あれ、もち寝た？」
そう言うと目の前の照は
シーっと人差し指を立てた。
岩「さっきね。
とりあえず俺らだけで進めれるとこ
進めたいんだけど、舘さんA
見ててもらっていい？」
そう言うと照は、任せたと
他のメンバーのところへ向かう。
他のメンバーもきっともちが
心配なんだろうけど俺らが居ると
何も言って来ないのはいつものこと。
舘「、、痛いね」
そう言ってもちのお腹に手を置けば
「、、、涼太？」
と薄らもちの目が開いた。
舘「ごめん、起こした？」
「ううん、ちょっとお腹痛くて」
目が覚めちゃったと言うと
もちは苦しそうに笑った。
舘「薬飲んだの何時頃か覚えてる？」
「う〜ん、、お昼とかだからもう
5時間くらいは経ってるかな」
舘「なら、丁度効き目切れてきてる
時間なのかもね、、薬飲む？」
「うん、飲もうかな」
そう言うもちのところに薬を持っていく
舘「はい、これ」
「ありがとう、涼太」
薬を飲むとAはまた
静かに目を閉じた。
30分くらいが経った頃
そろそろ俺も戻ろうかなと
腰を上げた瞬間、ふと手首を掴まれた感覚。
舘「もち？」
「涼太、どこ行くん？」
まだ起きたての潤んだ瞳のまま
もちは俺の手首を弱々しく掴んでいた
舘「練習戻ろうかと思ったんだけど」
「そっか、そやな」
弱ってる時、関西弁が出るのは
もちの癖。
舘「どうしたの？」
「、、涼太にここおってほしい」
もちにそう言われたら
きっと断るメンバーなんていないと思う。
だって、もちから目を逸らしてるけど
俺の顔は他の人に見せたことないくらいに
緩んでると思う。
舘「うん、分かった。
もちの隣にいるよ。」
そう言ってもちの手を握れば
もちは、いつものようにふにゃあと笑う
「涼太の手が1番の鎮痛剤やねん」
なんて可愛いことを言うから
更に頬の筋肉は緩む。
舘「今日は、もちから離れずにいるね」
「うん、涼太？」
舘「なに？」
「ありがとう。」
そう言うとまた、もちは目を閉じた。
深「相当無理したんだな」
佐「顔真っ青だったもんね」
ラ「大丈夫かなぁ、もちちゃん」
目「薬は飲んだんですよね？」
渡「なんか買っとく？
ほら、ゼリーとかお菓子とか！」
康「せやな！
俺しょっぴーと買いに行く」
阿「俺も！」
練習を終えたメンバーが
ぞろぞろともちの周りに集まる。
俺ともちの繋がれた手はブランケットに
隠したまま。
舘「あ、起きた？」
そう言うと、もちは明るい表情で
おはよう、と笑った。
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あやぴ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！これからも面白い作品が書けるように頑張りますね！ (2021年9月9日 5時) (
レス) id: 75675802ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月8日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴ
| 作成日時：2021年9月7日 1時
