2日 ページ6
坂田side
そう言って目の前の彼女は笑った。
その笑顔がすごく綺麗で儚くて、
また怖くなった俺は
坂「……………………なんで、笑ってるん?」
とか、変なこと聞いた。
君は死んでいるのに何で笑ってるん?
でも、
A「さかたんに会えたから。」
なんて言った、Aの方がもっと変だ。
俺が昨日会った不思議なAはもう死んでいて、
昨日は自分が死ぬ前日だったから悲しそうだったのか?
………………やっぱり、考える程思考回路がぐちゃぐちゃになる。
今目の前にいるAはどんな気持ちなんだろう。
今までAはこんな普通ならありえないことをどうやって理解して、
自分の存在しない世界をどうやって生きてきたんだろう。
A「そうだ!さかたん3日後楽しみにしててね!!
さかたんに見せたいものがあるんだ!!」
坂「見せたいもの?
なんなん?それ」
A「秘密だよ!
じゃあ、………………帰ろっか」
寂しそうなAに胸がモヤモヤしたのはきっと俺の気のせいや。
A「大丈夫。
私も、また明日さかたんに会えるから
……………また、明日ね。」
その明日の君は昨日の俺と会っていた君なのか、
それとも俺が明日会うはずの君なのか
坂「………………うん。また明日、な」
俺には分からんかった。
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菜の花(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます! (2018年3月19日 12時) (レス) id: 1b3b98e40b (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - りおさん» はい!少し意識しています!それと、「天体少年」っていう小説をモデルにして作りました! (2018年3月19日 12時) (レス) id: 1b3b98e40b (このIDを非表示/違反報告)
りお - もしかして「僕は明日、昨日の君とデートするに近い感じでしょうか?もし違ったらごめんなさい (2018年3月18日 14時) (レス) id: b57cab9574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜の花 x他1人 | 作成日時:2018年3月5日 17時