59. 好きだよ ページ23
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和也「あのさ、あの時は本当ごめん」
『…もう大丈夫です。気にしてないです』
さっきからずっとこのやりとり。
二宮さんがソファに座って、私は床で体育座り。
謝られてるのに私が見上げてる。
ひさしぶりにちゃんと顔を見た
やっぱりかっこいいなってこんな状況でも思う。
・
和也「Aさ、俺のことどう思ってんの？」
『え？』
急な質問に一瞬固まる。
和也「だからぁ、俺のことどー思ってんのかってきーてんの」
そんなの答えられない。
告白するのと同じじゃない。
『…二宮さんは、私のことどう思ってるんですか？』
和也「俺にそれ聞く？」
二宮さんが自嘲気味に笑う。
『…じゃあいいです』
和也「好きだよ」
『え？』
和也「Aが好きだよ」
『…うそ。』
和也「うそじゃねぇって」
『じゃあ…じゃああやかさんって誰ですか？』
二宮さんが一瞬目を見開いた
『私と付き合ったのは遊びじゃないんですか？』
和也「何で知ってんの。…翔ちゃん？それとも相葉さん？」
『二人は関係ないです』
和也「じゃあ何で知ってんのよ」
『…二宮さんが言ったんじゃないですか』
和也「おれが？」
二宮さんが信じられないとでも言うような目で私を見る。
『私が泊まった時、二宮さん寝言で言ったんです。あやかって』
和也「だからか…別れるって言ったのは」
『……』
和也「あやかは関係ないよ」
『もういいんです。私二宮さんのこと好きじゃないです。あやかさんとかどうでもいいです』
自分で言っといて胸が痛い。
どうでもよくなんかない。
和也「俺の気持ちは無視かよ」
『二宮さんは私のこと好きじゃないです。人って無意識の行動で本心が出ちゃうんです』
和也「あの時と今は違う」
『あの時は、あやかさんが好きだったんですね』
二宮さんの顔が歪んだ
『何で付き合ってとか言い出したんですか？付き合わなかったら私、こんな想いしなくて済んだのに。遊びなら、他あたってください』
上手く呼吸ができない。
声が震える。
視界がだんだん霞んできた。
『私、帰ります』
和也「…Aっ！」
あんな焦ってる二宮さん見たことなかった。
涙が溢れそうになった。
心臓がうるさい。
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まなみるく。(プロフ) - きりさくさん» レスありがとうございます！にのみあさんがこの後どうするのかほんと楽しみで仕方ないです！ (2016年1月8日 9時) (
レス) id: 759fad8674 (このIDを非表示/違反報告)
きりさく(プロフ) - まなみるく。さん» コメありがとうございます(￣▽￣)そんなこと言ってもらえて本当に光栄です！ (2016年1月8日 0時) (レス) id: fcfcc5d9df (このIDを非表示/違反報告)
きりさく(プロフ) - 櫻宮大好きさん» コメありがとうございます(￣▽￣)まだまだ先は長そうです、、笑 (2016年1月8日 0時) (レス) id: fcfcc5d9df (このIDを非表示/違反報告)
まなみるく。(プロフ) - こういう展開ほんと大好きです！こんな素敵な文章書けるようになりたいた切実に思います……泣))) (2016年1月7日 23時) (レス) id: 759fad8674 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮大好き - はじめまして。 今まで色々あったニノと付き合って欲しいです。 (2016年1月5日 17時) (レス) id: 7a5498f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりさく
| 作成日時：2015年12月5日 20時
