【鬼滅の刃】あの鬼殺隊+αに○○してみた 其ノ弐

【泣きたい時はどうすればいいか聞いてみた】其ノ壱 ページ4

【冨岡の場合】


今日は彼も私も非番。
屋敷でゆっくりすごしている


本来なら今日も、任務はあったが昨日の
鬼との激闘の末…怪我を負ってしまった貴女


冨岡「A…、茶でも飲むか…」


大丈夫だよ、といつもの笑顔で答える


シーン

……この時の沈黙はいつもよりもきつい


冨岡「A、顔をこちらに向けろ」


？一体なんだろうと顔を向けると
頬を拭われた


その時初めて泣いていることに気付いたあなたは、何かの線が切れたかのようにポロポロと泣き出す


泣きたくなったら…どうすれば…
そう小さな声でつぶやく


冨岡「我慢する必要は無い…俺が、そばに居る」


綺麗なハンカチを渡され涙を拭う


冨岡「泣き止んだら、Aの好きな甘味でも、食べに行くか…」


冨岡「あと…泣きたくなったら、俺の所に来い…」



【錆兎の場合】


錆兎「…泣きたくなったらどうすればいいか？」


泣き虫な貴女は、彼にそう問うと
少し考えるように腕を組む彼


きっと、泣くな…とか…我慢しろとか
言うんだろうなぁと想像するだけでも
何だか…泣けてくる


錆兎「そういうときは、そうだな…」


え、錆兎待って、そんなに考えるの？
鱗滝さんに判断が遅いって言われちゃうよ…


やっと答えが出たのか手をポンと叩く


錆兎「……俺の所に、来ればいい」


「……」


錆兎「泣きたくなったら…俺の所に来い、A」


ぶわっ、と泣き出す貴女


錆兎「なっ…なんで泣くんだ！？」


錆兎が優しいからぁぁあ！と泣きわめくと
彼は苦笑しながらも貴女の頭を優しく撫でる


錆兎「それで、泣きたくなったらどうするんだ？」


それはもちろん


「錆兎の所へ行くよ！」


満面の笑みを浮かべると


錆兎「Aは笑顔が一番似合うからな」


錆兎は優しく撫で微笑んだ

【泣きたい時はどうすればいいか聞いてみた】其ノ弐→←【入れ替わってみた】其ノ弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す