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出会った日 ページ17
Side 浩大
俺は白陽国の『狼陛下』、いや珀 黎翔の隠密。
そして陰ながら狼陛下の寵妃である夕鈴の護衛も暇な時はしている。
俺の日課は、お妃ちゃんのお菓子を一番最初に食うこと。お妃ちゃんが臨時花嫁だった頃から始まった盗み食い。
「まったく、また勝手に食べたわね！」
「いいじゃん、別に。たくさんあるんだからさー」
「よくなーい！」
お妃ちゃんと初めて会った日、狼陛下の寵妃と聞き、興味を持った俺は仕事を早く終わらせ、王宮に向かった。
男女の声。男の方は俺の飼い主、もう一つは…と期待を込め窓から入れば案の定今日の目的の相手がそこにいた。
どこにでもいそうな普通の女の子。
元気とやる気だけが取り柄で、色気を出すこととか苦手な下町の小娘。
それなのに、黎翔ともあろう人が夕鈴という女に興味を持っている。
バイトとはいえ、女に興味も持たずどちらかというと「利用」するという方が正しい黎翔が執着を持ち、しかもそばに置きたがる。
「夕鈴」という女に興味を持った。
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雪音 - まるさん» まるさん、教えてくださりありがとうございます！オリジナルフラグはちゃんと外しましたのでご安心ください。 (2018年10月15日 18時) (
レス) id: de2f758063 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月15日 18時) (レス) id: 12fa79417c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2018年10月15日 18時
