~○魂~ 一人の殺し屋少女がタイムスリップするお話 (ページ4)

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タイムスリップ2 ページ4

目の前が真っ白になったと思ったら、また暗くなり
吐き出されるように飛び出た。
キレイに着地し、辺りを見回した。
貴「よっ…と…ホントに付いた。銀魂の世界」

彼女が選んだのは、銀魂だった。
かつて友人の影響で好きになり、グッツもいくつか持っている。

奥の方を見てみると、江戸っぽい人たちが歩いている姿を見つけたので
歩いて行こうとしたが、ふといくつかの妙な気配に気づいた。
振り返ると、いつも路地裏に潜んでいるチンピラ共がいた。
刀を彼女の方に向けて、殺る気満々だ。
彼女は、ふと思った。
前にもこんな事があった気がする。確かこーゆー時は…
貴「…殺れるもんなら殺ってみな」

と口にした瞬間、一斉に襲って来た。
しかし、それを避けると同時に、瞬間移動を使い、敵の急所を付き、
怯んだすきにまた攻撃を始め、気絶させた。
「き、貴様ぁ…一体、なに、も、ん…」ｶﾞｸｯ
貴「さぁ、誰でしょうね」

彼女は、言葉を吐き捨てるとその場から立ち去ろうとした。
…が、周りを見てみると沢山の人が彼女の事を見ていた。
あの時と同じように、化け物でも見るような目で、
貴「…っくそ、何なんだよ…」

そんな目で私を見るな、そんな目で私を馬鹿にするな
みんながみんな彼女の事を軽蔑している。
そんな空気に耐えきれずAは、消え去った。
数分後、パトカーの音と共に黒い制服を着た団体が来た。
新選組だ。