全部君に向けて

距離 ページ17

巧side

あすかさんもAさんもだいすき

だから2人の言い合いは聞いてて苦しい



その次の日は今度はゆきやと弾が言い合いになって

あすかさんがそれを追いかけた。





なる「俺追いかけるよ！」


ゆきや「あんなやつほっとけよ」


なる「いいから！あすかさんもいっちゃったし」


宝「ありがとうな」


なる「あ、みんな。昨日Aさんが出ていった時泣きそうだった」


竜星「いつもAさんはこれまで嗅いだことないぐらい悲しい匂いがする」







巧「行く。」


珍しく走って事務所に行った


Aさんはレコーディング中だったらしくてドアの外で体育座りしていた。






「なんでいるんですか」


巧「心配だから」


「心配？」


巧「昨日出ていっちゃった」


「あーすみませんでした。急に仕事が入ったんです」

巧「うそ。わかるよ」



巧「ききたい」




「ーーーーーーーーー」



巧「つらくなったら俺の服引っ張って。たすけるよ」



「あり…がとう笑」



微笑んだAさんが可愛くて、一緒に笑った





貴方side




商店街にブルームが出るって聞いてお忍びで行った



「着ぐるみ…？」


紙に書いてあったのは着ぐるみだからビックリした




「お疲れ様」

弾「なっ！！なんでっ」



なる「弾があすかさんのためにやってくれたんだ」

弾「ちげぇよ！」


あすか「え、ちがうの？笑」



「っ…そっかぁ！かわいかったよ」


ちょっとだけさりげなく巧くんの服を引っ張った




巧「Aさん借りていい？」




「っ」ほんとに助けてくれると思わなくて自分でもびっくりだけど


宝「いってきー！」


「ありがとう」


聞こえるかわかんないぐらいの声を出した

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