全部君に向けて

語ろう ページ15

弾side

今日はこいつと語りたいと思った。

弾「今日うちの寮来ねえ？離れてた間のこと全部教えて」

「うん、！」

弾「ってことでいい？」

全員「いやいやいや！、どゆこと！？」


弾「話したいこといっぱいだから寮に連れてく」

巧「いいよ」

ゆきや「まぁAが来るなら大歓迎！！」


弾「いこう？」

「うん」


多分こいつら温泉行くと思って


弾「ん」

「え？」


温泉へと行かれたら困るから、手を繋いで


弾「俺ら帰るから」


なお「そっか」



あすか「さがみくん！」



声をかけられて私は離れた。

きくのがこわいから。









弾「悪い待った？」

「ううん」

弾「帰るぞ」


「ここが弾くんの寮」


弾「何言ってんだよ笑」

「笑った…やっぱ笑顔いいね。」

弾「うるせ」


弾「なんでakatuka entertainment やめたんだよ。あの事務所は有名な人を沢山出してる。」


「私を好きでいたかったから。」

弾「……」

「私はあの頃みたいにふとした瞬間に出てくる歌詞を繋げてひとつの歌にしてそれを楽しく歌いたい」

「でもあの事務所はひさすら歌え。だった。好きじゃない曲も。私の喉も気にせずだった。私の喉が酷く炎症起こしても歌わされたの」


「私は何があっても音楽を嫌いになりたくなかった。だから、音楽を嫌いになっちゃう前に逃げてきた。また好きになるように」

弾「ここに来て好きになれたか？」


「好きになったよ。弾くんの歌はやっぱりだいすき」



その後何も聞こえなくなったと思ったら肩に感じた重み

弾「寝た……のか？」

「すぅーすぅー」




今こうして隣に入れてることが奇跡なぐらいにこいつは有名だからな……




俺も頑張らなきゃ

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