煉獄さんの継子、超絶可愛いらしい【鬼滅の刃】

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「人の店の前で揉め事起こすんじゃねぇぞ！！」



「…」

「うるさいわね」



「だめだ下がってください！！建物からでるな！！！」





「____ッ

艶の呼吸 漆ノ型 凄艶・金蓮花」






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「ギャアアアッ」

「ひっひっ 弘さんっ 嫌ァア！！」






凄まじい建物の崩壊音と共に聞こえてくる叫び声

Aのあの技は鬼の攻撃ごと切ってくれたのだがそれでも被害は大きすぎた






「(Aの匂いはするけど気配が全くしない、何処だ？)」




「凄いわねえこの子(・・・)、半分以上攻撃を切られたわ」




鬼の愉しそうな声が聞こえた方をジロリと睨んだ俺は絶句した




「ぁ、嘘だ、ろ…」


「た、…じろ」




Aの体が半分以上帯に飲み込まれていたのだ
苦しそうに顔を顰めるAを見て目の前が真っ暗になる




「おい不細工 この子は貰っていくよ
この子、顔も剣術も大胆で綺麗だったからねえ。お前ら不細工が死に腐った後に骨の髄まで味わわせてもらうよ」



「し、はん…」



「…師範？やっぱりお前継子じゃないか
お前を継子にした挙句私に喰われに来るような任務を許すなんてお前の師範も随分と間抜けだね」




「…ッ」





言い返そうとしたAの口を帯で塞いだ鬼はAを帯に閉じこめる姿を俺に見せつけ、閉じ込めた帯を決して切られないようにしまい込んだ





「待て 許さないぞ こんなことをしておいて」



「何？ 醜い人間に生きてる価値無いの
みんなで仲良く死に腐れろよ」



「…Aを返せ」



「どの面下げて口聞いてるんだ不細工
そんなに返して欲しいならお前らの死体のそばに此奴の骨だけ置いてやる」







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side change


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「…鎹烏？
Aの、ではないな」





任務を終え、刀をしまった直後の俺の頭上を鎹烏が通る

Aの鎹烏なのではと一瞬気を張ったが違うと分かり少し安心した





「カァア！！遊郭ニテ上弦ノ鬼ト戦闘中！！
煉獄杏寿郎、伊黒小芭内、援護ヘト向カエ！」




「！」





真っ先にAの顔が浮かび、思わず身体が強ばる



鎹烏の飛んでいく姿を追いかけていると
Aの鎹烏が飛んできた




「よく来た！Aは無事か！」



「生死不明！！帯ニ捕ラワレ生死不明！急ゲェエ！」



「__ッ！？」




そこからは遊郭まで一直線になっている道に出たため鎹烏でさえ追い抜いて遊郭へと向かう








「頼む、無事でいてくれ」









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