煉獄さんの継子、超絶可愛いらしい【鬼滅の刃】

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「伊之助ーーーッ！！！」



鬼の頸を持って遠くへと走っていた伊之助が刺された

心臓を刺された？暗くてよく見えない…！




なんでアイツがこっちに 宇髄さんは…




「！！」




宇髄さんの傷は酷いが、まだ両腕は使える
よかった


そんな宇髄さんに肩を貸し安全な場所に移動させているのは




「煉獄さん！！」




援護に来てくれた煉獄さんだった


ほっとしたのも束の間



「炭治郎危ない！！」

「！！」



俺は意識を失った




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「…みっともねえなあ みっともねえなあ 此奴ら
威勢だけはよかったがこの有様だ」



「お兄ちゃん！そんな奴ら早く殺してよ！！
アタシにはまだ愉しみが残ってるんだから！」



「そうかあ お前は極上の人間(食べもの)を手に入れたんだったなあ 」



「そうよ！！しかも継子だって！褒めてよお兄ちゃん！」





愉しそうに笑う上弦の陸 妓夫太郎と墮姫の後ろには気配を消して佇む燃えるような羽織り





今までにない怒りを含んだ黄赤の双眸がゆらりと揺れる





「炎の呼吸 壱ノ型 不知火」





堕姫の首を宇髄の様に一瞬で切り、攻撃を仕掛けてきた妓夫太郎の鎌と墮姫の帯のを刀で受け流した煉獄は自身の継子が捕らわれている帯のみを綺麗に切り落とした






「2人目の柱かあ 随分と遅い到着だなあ」


「それ、アタシのモノよ 返して！」






帯から身体が戻ってきたAを横抱きにし、
離すまいと自分の方へグッと抱き寄せる






「黙れ 屁理屈を並べるな お前等のモノではない
俺のAだ お前等に食わせるものか」





煉獄の有無を言わせぬ物言いと威圧に妓夫太郎はニタリと口に弧を描き、墮姫が少しだけたじろぐ




「お前も随分と色男だなあ 妬ましいなあ
だけどなあ」


「俺の可愛い可愛い頭の足りねえ妹のモノなんだよなあ ソレ」




妓夫太郎の指さす先には大切な継子

煉獄は額に青筋を浮き立たせて妓夫太郎を睨む




「何度も同じことを言わせるな」


「…し、…はん？」


「俺の継子だ 俺のAだ お前等には死んでもやらん」


「え」




ゆっくりと覚醒していくはずだった意識が煉獄の一言で一気に現実に押し戻されるA





「来るのが遅くなってすまない」


「いえ、助けてくれてありがとうございます」



腕の中からするりと抜け出したAを愛おしそうに見た煉獄



「帯の鬼を頼む 無茶はするな」


「御意」




Aは再び刀を構えた





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