17話 ページ24
Aside
2人きりになって早10分。
まじで、めっちゃ気まずい。だってさ、これが坂田くんとか千羅くんだったら、まあまあじゃん?
私あんまり彼方先輩と話したことないんだよ〜...
黙り込んで、1人で心の中で会話していたら、彼方先輩が口を開いた
彼「そういえば、Aって、うらたたちが吸血鬼だってこと知ってんの?」
え、急に言い出すやんw
『そりゃあ、一緒に住んでるんだから、知ってますよw』
軽く流せばいっかw
簡単に考えていた私は1秒後後悔した。
その瞬間、彼方先輩が私を押し倒したのだ。
彼「へぇ、てことは俺がここで吸血鬼だって言っても、驚かない感じ?」
『まぁw』
てか、この学校イケメン=吸血鬼みたいな人多くねw
彼「ちなみに、まふが吸血鬼のハーフってことは知ってたの?なんか、幼なじみみたいな感じだったけど...」
『!? 知らなかったですw教えてもくれませんでしたしw』
彼「確かにまふ言わなそーw」
ほんと吸血鬼多いなw
てかハーフとは?
とか考えてたら、彼方先輩がいきなり噛み付いてきた。
『..!?..ちょ、いきなりはやめっ..んっ..』
彼「いきなりすんなとか言って感じてんのはAの方じゃない?顔真っ赤だよ?」
そう言って煽ってくる。
しかも、顔が顔面国宝なため、普通にドキドキしてくる。
彼「...はぁっ...めっちゃ甘っ。これは浦田たちが狙うわ」
『ん?どういうことですか?』
彼「いや、浦田たちは、前からAのこと狙ってたよ?なんか、都市伝説..?みたいなの利用すれば信じてくれるみたいな」
え?
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作者名:こころ | 作成日時:2020年7月2日 22時