五感組&柱とスライムさん

そのまた続き＊ ページ8

蜜璃視点

Aちゃんが……気安くリムルさんに声をかけたというのは…



Aちゃんもあっち側なの……？



貴「………一ついいかな？」



リム「何だ？A。」



貴「あのさあ………」



貴「まず、リムルに謝って。」



リム「……………は？」



貴「いや、だってさリムルの配下が殺されそうになったから…」



そうAちゃんが言った時、



し「……すみませんでした。」



しのぶちゃんが謝った。



し「鬼殺隊代表として謝らせていただきます。」



としのぶちゃんは静かに、言った。その途端、部屋の中がなんともいえない空気が流れた。



少し後に、



貴「……………ふふっ」



とAちゃんが笑った。



リム「お前達を許す。だが、もう二度とするなよ。」



とリムルさんが言い、Aちゃんが私に近づいてきて、



貴「驚かせてごめんね」



と言ってくれた。私は安心して



蜜「……う…………うわーん！」ﾀﾞﾊﾞｯ



泣いた。だって、もう許してくれないかもしれなかったから。リムルさんもAちゃんも



貴「ちょっ、蜜璃ちゃん！？大丈夫！？」



Aちゃんが驚いているけれど、私の涙は止まらなかった。



しばらくの間、私はAちゃんに抱きついたまま泣いていた。



貴「落ち着いた？蜜璃ちゃん。」



と優しく声をかけてくれるAちゃん。



蜜「…うん」



少し間があってからAちゃんが話し始めた。



貴「私ね、本当は怖かったの。だって、リムルの決断次第で皆の運命が決まるから。それで、皆いなくなったらどうしようって思ったの。でも、リムルが許してくれて良かった…！」



と自分の事のように言ってくれた。だから、私は決めた。もう、Aちゃんを不安にさせない。そう、心の中で誓った。


ーーーーーーーーーｷﾘﾄﾘ線ーーーーーーーーー
今回は、かなり長編小説でしたね(汗)今更だけど、蜜璃ちゃんの口調ってあっているのでしょうか？何か間違えていた所は、優しくコメントして教えてくれると助かります！次回もお楽しみに〜(*^_^*)

良かった→←続き＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す