第46話 ページ47
【A side】
サスケのデレも束の間、
私たちは丸太の所へと戻ってきた。
そこにはサクラと
何故か既に丸太に縛り付けられたナルトがいた。
彼はぎゅるるるとお腹を盛大に鳴らす。
私もお腹すいたなぁ…
ｶｶｼ「おーおー…腹の虫が鳴っとるね…君達。ところでこの演習のついてだが、ま！お前らは忍者学校に戻る必要も無いな」
………鈴も取れてないのに？
試験に合格出来たとは思えないけど…。
ﾅﾙﾄ「じゃあさ！じゃあさ！ってことは四人とも…」
ｶｶｼ「…そう…四人とも…忍者をやめろ」
「『！！』」
…忍者をやめろ、か。
まぁ当然といえば、当然なのかもしれない。
これがもし本当の任務だったら、
そう考えると今回のは最悪。
四人一組の連携も取れない、
敵も倒せない、
本当なら死んでいたかもしれない…。
………そうか…！これはそれを見越した下忍試験。
とすれば………本当の目的は鈴の取り合いではなく…。
ﾅﾙﾄ「そりゃさ！そりゃさ！確かにスズ取れなかったけど！なんでやめろまで言われなくちゃならねぇんだよ！！」
『ナルトくん、多分私たちは
このまま忍者になっても犬死するだけだよ』
ﾅﾙﾄ「い、犬死ぃ！？そんなことないってばよ！」
いーや、確実に犬死決定だね！
チームワークなんぞ取れたもんじゃない！
お互いに協力せずに何を成し得れると？
そんなもん、過去の歴史が証明している。
『この演習に必要なのは、四人一組でのチームワーク…ですよね、カカシさん。スズはあえて三つにしたんでしょう？』
今ならそれがはっきりわかる。
でも、それは演習を始める前に気づくべきことだった。
これは、わざと仲間割れするように仕組んだ試験。
ｶｶｼ「あぁ…四人で来ればスズを取れたかもな」
そのような状況下でも、自分の利害関係なく、
チームワークを優先できる者を選抜するのが目的___
ｶｶｼ「…サクラ…お前は目の前のナルトじゃなくて、
どこにいるのかもわからないサスケのことばかり」
ｶｶｼ「ナルト！お前は一人で独走するだけ」
ｶｶｼ「サスケ！お前は三人を足手まといだと決めつけて
個人プレイ」
ｶｶｼ「そして、A…お前はサスケと二人一組になって 戦うのは悪くなかった。だが、残りの二人は？自分に協力してくれないからと言って見捨てるのか？」
…ぐぅの音も出ません。
その通りだ。
私は自然と二人を見捨ててたんだ…。
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
