第26話 ページ27
『…ここの主はイルカなので、イルカに許可を((』
ｶｶｼ「そのイルカさんから頼まれたんだけど」
『へっ！？』
どうやら、彼が来たのはイルカに頼まれたかららしい。
病院から帰る時にイルカが私のこと心配してたからなぁ。なーんで、この人に頼んだんだろ。
仲いいんだっけ…？
ｶｶｼ「今日だけでいいから、様子を見ていて欲しいんだって。過保護だよね、あの人」
『…そう思うなら帰ってください。私は一人で大丈夫です』
そういいながらドアを閉めようとする。
はい、お帰りください。
私は一人を満喫するのです。
ドアを半分閉める。
だが、それはカカシさんによって阻止された。
ガァンッと大きな音を立てながら足がドアの中へ滑り込んできたからだ。
ｶｶｼ「心配、かけたくないでしょ？」
『………ソウデスネ』
ニコリと笑う顔に圧を感じる。
………………しょうがなく私は彼を家に入れた。
━━━━━━━━━━━━━━━
自室のベッドの上で巻物を読みながら、印を確認する。
『…………はぁ』
いまいち集中できない。
何度も印を間違えてしまうし…最悪だ。
まぁ、それもカカシさんがいるからだろう。
ｶｶｼ「うふふ…」
彼は部屋のドアの横に座り込むと「イチャイチャパラダイス」と書かれた本を読む。ついでにと、気持ち悪い声を上げている。
これのどこに集中できると？
というか、そんな本子供の前で読まないでくれない？
『はぁ…』
２回目のため息をついて、私は巻物を元に戻す。
それからベッドからおりて、ドアへ向かった。
ｶｶｼ「ん？どこか行くの？」
『………トイレ』
適当に答えて部屋から出る。
別にトイレに行きたいわけじゃないんだけどさ。
ちょっと気分転換にさ。
私はそのまま玄関まで向かい、ドアノブを掴む。
このまま外にレッツラゴーだぜ。
もちろんカカシさんを置いて。
ｶｶｼ「そっちはトイレじゃないよね？」
『Oh my got…』
ｶｶｼ「なんて？」
いつの間に背後にまわられたのでしょうか。
私はドアノブから手を離すと彼を見る。
彼は相変わらず本を片手に私を見下ろしていた。
うーん。なら、こうしよう。
『カカシさん、私と少し付き合って』
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かるーあ(プロフ) - イッヌの毛さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2020年9月12日 0時) (
レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 更新頑張ってください！楽しみにしていますね！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: bf8e6a55c2 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - MAERさん» うわぁ！？ありがとうございます！！そう言って貰えると凄く嬉しいです！頑張ります！ (2020年8月28日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - やべえ！！更新めっちゃ楽しみです！頑張って下さい！応援してます!!!!!(うるさい) (2020年8月28日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
かるーあ(プロフ) - 茶々(ピンク)さん» 初コメありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います！ (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7e8732a009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2020年8月23日 10時
