【光と闇に堕ちる】シリーズ

【光と闇に堕ちる】９ ページ9

アイカside
「ﾊｱ...ﾊｱ...まだぁ？」
「もう少しだ、もっと頑張れよ相棒！！」
私はエクスの治療をした後、
近くに安全な場所がないかと、
歩き回っているところだった。
すると
「こんにちは、旅人さん」
と、いきなり木の上から
人が降ってきたもんで、エクスと一緒に
「うっわぁぁ！！」
「うぉっ？！？！」
って叫んで、尻もちついちゃった。
「いってぇ...誰だ？！」
でも、すかさずエクスが立ち上がって
私の前へ立った。
「ごめんなさい、驚かす気はなかったの」
いや、驚かす気あったでしょ！
木の上からだよ？！？！()
するとエクスが、
「何者であろうと、
　お前、人じゃねぇな...？」
と言った。
「うぇえ？！ちょっとエクス！
　すみません、私の友達が...」
「いいんです、本当だから」
と言った。
え？この人、何て言った？
「そうか、なら狙いに来たんだな？
　なぁ『侵剣使い』？？」
「！！！」
「え、なっ何？侵剣使いって！」
『侵剣使い』初めて聞く言葉だ。
私と同じような人の事なのかな？
すると、前に居た女の人が
「やっぱり、貴女は聖剣使い。
　世界を変えるんでしょう？」
「えっ？！あ、はい...」
何が何だか分かんなくなってきた...
次の瞬間、
「そう、なら...」




っ！急に空気が変わった気がした。




「此処で水神様へ贖いなさい！」
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切ります！
御閲覧ありがとうございました！

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