【光と闇に堕ちる】シリーズ

【光と闇に堕ちる】１８ ページ18

エクスside
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●「ということで、来たけど
　薄暗すぎるのよ！」
☆「うんうん。」
俺もずっと思っていたわ！
ありがとうアイカ!!(((
●「...【魔剣】アイリックスって
　どのくらい強いんだろう...」
☆「ん？」
突如聞こえたアイカの言葉
弱音か？
●「あぁいや。何だか、怖くてね。

　このまま負けたら

　全てがなくなりそうで。

　弱虫な私が立ち向かっていいのか、

　復讐を果たせるのか、

　前住んでいた村へ、無事に帰れるのか。

　そんな心配ばっかりしちゃって...

　もしかしたら私、怖気づいて

　逃げ出して、泣きじゃくって

　助けを求めて...

　エクスたちに迷惑をかけちゃうかも...」

☆「...」

●「こんな思いになっちゃ駄目なのに...

　私は世界中の全てを背負っているのに

　【聖剣使い】の名を持っているのに

　あの頃の私が馬鹿みたい！

　復讐してやるって余裕ぶっこいて旅して、

　今更怖くなるなんて...

　なんなら、エクスとの契約者は

　私じゃない人との方が

　良かったのかもしれない。

　どうして私が生きているんだろう...
　

　...ごめんねエクス...

　私じゃ...迷惑だったよね...

　他の人の方が良かったよね...

　ごめんね...っ

　ごめんなさいエクス...っ...！」

あぁ、どうして気づいてやれなかったんだ。
相棒がこんなに苦しんでいるのに。
その細い体と、小さな肩には
荷が重かったようだ。
俺の方こそごめん。
助けなきゃ...。
声を聞かなきゃいけない。
この世を守らなきゃいけない。

ｱｲｶ
相棒を助けなきゃ。

そう心に誓い、気づいた時には
アイカを抱きしめていた。
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切ります！感動系きたぁ！
御閲覧ありがとうございました！

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