128話 天空の貴婦人 ページ4
エレベーターに乗り込んだ全員は、窓ガラスの外の景色を見ていた
安室は飛行機の内部を見てキラキラとはしゃいでいるAの肩を抱き寄せた
『‼…安室さん?』
安室「君が悪いからな」
『!(降谷さん、頬真っ赤…少しは意識してくれたのかな…?)』
安室の顔を見たAはすぐに視線を飛行機の内部に向けた
エレベーターがスカイデッキに着くと、安室はパッと手を離した
『……(なんか嫌な感じ…)』
安室「明るいですね」
安室が掴んでいた肩口にそっと手を添えたAは、少し悲しくなりつつもすぐにいつもの表情に戻った
浅野「ここが、鈴木相談役ご自慢の…」
次郎吉「スカイデッキじゃ‼」
『素敵〜』
コナン「姉ちゃん、こういった作り好きでしょ」
『うん!』
周りをキョロキョロと見回しながら楽しんでいるAは子供達の後ろをついて行く
だが、お宝を守るように仁王立ちしている中森がいたので、Aはピタリと止まった
すると、中森は次郎吉を見た後すぐに駆け出した
次郎吉「紹介しよう…」
中森「あ、ちょっと…」
次郎吉「あれが今日、彼奴をおびき寄せるラピスラズリ…ビックジュエル、
“
蘭「キレーイ‼」
園子「この青い色がなんとも言えないわね‼」
『安室さんの瞳の色だ…』
安室「えっ…」
『えっ、あっ、いや、そのっ…』
自分が無意識に言った言葉に気づいたAは、頬を染めながら安室に弁解した
『えっと…その、ごめんなさい…』
安室「あ、いや、」
2人で頬を染めたのでコナンは「バカップルになりそうだな」と呆れながら心で突っ込んだ
次郎吉「その金色の粒の内で1番大きなもの…何かに似ておらんか?」
「「!?」」
歩美「あっ、女の人の顔に見える‼」
次郎吉「その通り…それが“
『へぇ…』
安室「女の人に見えるなら、これはAさんにもってこいの宝石ですね」
『え?』
安室「あ」
安室も無意識にそう呟き、顔を隠しながら下を向いた
毛利「これを押したらどうなるんだろうな?」
元太「押してみりゃいいじゃん…」
毛利「…ん?」
元太「へへへ…」
元太がタッチパネルに手を触れた瞬間、ビービーっと警告音が鳴り響いた
毛利「お、おい…はうっ!わぁ〜〜っ‼んがっ‼」
蘭「お父さん!?」
『お、おじさん』
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ルル - 面白かったです!!!更新頑張ってください!!! (2020年3月26日 14時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - サッカーバカさんの作品、読める限り読ませてもらっています!全てが面白くて…その才能を私にも分けて下さいィ……。 (2018年11月10日 20時) (レス) id: 966379f9ef (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 松田聖子松田聖子さん» ありがとうございます!ヒロアカとこちらの夢主さんの方は、遅いですが、こっちは早め早めの更新をしようと思ってます! (2018年9月6日 20時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
松田聖子松田聖子(プロフ) - こっちもこっちで続き気になります。 (2018年9月6日 20時) (レス) id: f13688097c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月6日 6時