12匹のもちころ [ヒプノシスマイク]

幻太郎お誕生日企画！！じんろうげーむ！ ページ19

この話は他の話と時系が少し違います。パラレルって訳です。





「幻太郎くんっ！！」


「はい、なんでしょー？」


「お誕生日おめでとう！！」


「え、あ、え？しょーせーの、たんじょーび？」


そう。


本日は4月1日、エイプリルフールであり、夢野幻太郎の誕生日でもあるのだ。


「……ふふ、わたしはうそつきですよ。もしかしたら、きょうはしょーせーのたんじょうびではないのかもしれないんですよ？」


「だとしても！今日、祝いたいの！幻太郎のこと、知ってる分だけ知ってるなりに行動したいの！」


「……！……そーですか。それでは…………ありがとうございます。きょーいちにち、、よろしくおねがいします。」


と、言うとほぼ同時に、立っている私の後ろから、ひょこひょこと乱数くんと帝統くんが出てきた。


……もちろん、小さい状態でね。


「えっへへー！じつは、Aちゃんとだいすとぼくとで、いっしゅーかんまえからじゅんびしてたんだ！」


「ああ！げんたろーがすきそーで、みんなでたのしめるもの！そうなったら、あれしかねーよな！」


乱数くんが上目遣いで「せーの、」と小さく言い、


「「「じんろうげーむ！」」」


と合わせた。


そう、人狼ゲーム。


それだったら、前に友人とやるためにそれ用のカードを買っていたから、容易にできるのだった。


「さぁやろっ、げんたろ！みんなもまってる！」


「みんな……？」


「あたりまえじゃねーか！よにんでやったってつまんねーだろ！じゅうさんにんでやるんだ！」


ちなみにみんな(他の9人)はベッドの横のちょっと広いスペースで、大きい状態で円になって正座している。


傍から見れば儀式である。





「じゃあ私がゲームマスターをさせてもらうよ。……では、役職を決めてもらいます！一人一人、カードを配るので、私が見てください、と言ったら一斉に見てください。」


一枚一枚、丁寧にカードを渡す。


あ、シャッフルはしてるからね。


「っと……。それでは、見てください！」


ぴら。


みんなそれぞれ、反応が違う。


にやりと笑ったり、きゅ、と口をすぼめたり。


……さてさて、どう展開していくのかな？





───
はい。
最近更新出来てなくてごめんなさい。。
お誕生日企画は1週間で完成させることにします……ほんとごめんなさい……。
あ、でもそんなにかからないかもしれないですね……
気長に待ってくれてたらそれだけで嬉しいです。いつもありがとうございます。。

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