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「次勝つのは俺だ。」
爆豪さんは捨てゼリフを吐いて、私の視界に入らないどこかに行ってしまった。
…次勝つのはって…まさか私勝ったのか？
「おい、風間…立てるか？」
先生は少し汗を滲ませながら、話しかけた。
結構遠くまで、あのゴールラインから結構飛んだのか…
「あ、はい…立てない…いや、立てますね」
私は、プルプルと笑っている腕を地面につき、立ち上がる。
「そうか。今から保健室に行かせるが…ボール投げがまだ残っていr________」
「やります、私大丈夫です。」
腕は確かに動かせそうにないが、ボールを浮かせるくらいは余裕でできる。
「…お前の体が第一だ。異論は受け付けない。自分の体のことは自分が1番分っているというわけではない。
まともに自分の体の管理ができないやつは、ここにはいらない。」
「…」
「分かったなら、大人しく保健室まではそのロボットに運んでもらえ」
「え、いつのま…ってうわ！！！！！」
「ホケンシツヘ マイリマス」
「え、ちょっ、え！？おろして！！！！！」
「キケンセイ アリ アンテイシタ タイセイヲ ツクッテクダサイ」
「いや、いきなり運ばれて…びっくりしてるんだよ！！」
「…」
「無視！！！？？？」
「ムシ ハ ケンチ デキマセンデシタ」
「その虫じゃなくて！！！！！」
私は、そんなことを言い合いながら保健室まで連れて行かれた。
「問題ないね、骨にも筋肉にも損傷はないよ。慣れてなかったから腕が痺れただけみたいだね」
「あ、そうですか…」
意外とあっけなかった。たしかに、まだ腕は動かしにくいが痛めたとかそんな感じは一切しない。あの時に感じた痛みはどこにいったのか。
やっぱり、大丈夫だったんじゃん…と、先生を少し恨んだけど、あの時の相澤先生には誰も反論できないよ…怖かったし…
「ペッツ食べるかい」
「あ、はい。いただきます」
私はリカバリーガールが私にぺっと出したペッツを口に運んだ。
それにしても…私の50メートル走のタイムが気になる。
あの人が憤怒して、名前まで聞くくらいだ。相当なスピードで駆け抜けていったんだろう。
「もうそろそろ、体力テストも終わる頃さね。更衣室に移動しているだろうから、あなたも着替えるといいよ」
そう言われて、私はペッツを奥歯でカリッと噛んだ。
何も入っていない口で私は話す。
「あの、でも、道がわからなくて…」
ガラッ
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
