第131話【大太刀大活躍】 ページ7
『大丈夫ですか！！意識はありますか！！』
瓦礫に埋もれるようにぐったりとしているあのこのお母さんは、こちらを見ると、小さいながらも、はい、と答えた。
演技力高ぇ...
『どうしようか、こういう時に大きい武器とかあったら良いんだけど...』
蛍丸「えいっ」
『( 'ω')ﾌｧｯ!?』
私の真横ギリギリに、大太刀が振り下ろされたかと思うと、目の前の瓦礫をバッタバッタと遠くへどかしていく、
『ちょ、ちょちょ、刃折れない！？』
蛍丸「だーいじょうぶたいじょうぶ。」
がったんばっこん、と岩をすべてどける頃には、あのこのお母さんを助けに行ける距離になっていた。
『ありがとう蛍丸！お菓子買ってあげるからね！』
蛍丸「やった、でも隊長も褒めてあげてね。」
私は母さん(と呼ぶことにする)の上の岩を慎重にどけると、怪我がないか見る。
太ももに血(のり)がながれている。
『これ立てないな...、おんぶしますが、痛かったら言ってください！』
母さんをおんぶすると、避難場所へダッシュした。
____________
「その人は！？」
避難場所についた途端、他校の生徒の人が、私を見つけるとそう聞く。
『えっと、さっきニット帽かぶった男の子来ましたよね、その後のお母さんです。
足を怪我してるようなので、タオルとか敷いてから寝かせた方がいいと！』
私はそう言って母さんを渡すと、ニット帽の少年を探す。
「...さっきの。」
先程まで泣く演技をしていた彼を撫でる。
『お母さん、ちゃんと助けたからね！』
笑ってそういう。
彼は目を見開くと、「...まだ完全に助かった訳じゃないが、その発言は、まぁ、好印象だ。」なんてオトナっぽい声で言った。
やだいけぼ...。
鶴丸「主！」
『鶴丸、みんな、ありがとう。疲れたでしょ、怪我してない？』
鳴狐「...」
狐「全員無事でございます！」
薬研「大将も無事でよかった。」
私は、ひと振りひと振りの頭を撫でてから「ありがとう」と言って、6振りを消す。
『...ふう、6振りは、流石にちょっと、疲れる。』
私は、このあと来るであろう、ギャングオルガを待った。
第132話【某魔法少女！！リクエストの魔法少女じゃなくてすみません、リクエストの彼女も出しますね！！】→←130話【子供の扱いって、ときどき分からなくなるよね。】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1464人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
オタク女子の勘違い系奮闘記 fifth 【僕のヒーローアカデミア】
オタク女子の勘違い系奮闘記 second【僕のヒーローアカデミア】
【ヒロアカ】私の個性は『右手から唐揚げを出す』！！【ヴィラン】☆その５もっと見る
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エドワード - メープルさん» えっ (2020年1月7日 16時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
メープル - 鋼の錬金術師のエドワードと幼女戦記のターニャお願いします！！！ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 6a973d41c4 (このIDを非表示/違反報告)
樹の幹 - 確か織田作の異能は意図して見れるものではなかった気がするのですが…あ、僕もよくわかって無いので修正とかはしなくていいと思います！更新頑張って下さい！ (2018年8月18日 19時) (レス) id: e640de58c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーとです。 - おおおおおおお織田作の異能だぁぁぁ(泣 (2018年8月5日 19時) (レス) id: fc82e8dbe1 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 神威きたぁぁぁ!!!! また出して下さい!!!! (2018年2月27日 21時) (レス) id: eae4b70575 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白蛇の柊 | 作成日時：2017年11月29日 7時
