第161話【たまにはこういうの書いたっていいじゃない！！！】 ページ38
轟「...」
ぐい、と目の前に轟くんの拳が出される。
否、きちんと言うのであれば、轟くんが私に差し出したのは、自身の拳ではなく、その手に握られていた...
『...ネックレス？』
キラキラして、綺麗な白いネックレス。
うわ何これ、綺麗、可愛い、いや、かっこいい。
思わず、柄にもなくテンションが上がる。
誰だってプレゼントというのは嬉しいものだ。
『え、...くれるの？』
轟「当たり前だろ。」
『あ、ありがとう！！まじか、うれしい！
っていうかこれ高そう！！すごい！！』
私は早速そのネックレスをつける。
白色のそれは、光に反射してキラキラと輝いていた。
すると爆豪くんのイッターイ視線がぐさぐさ刺さる。
『...爆豪くん、何ですか。妬みですか、こんなに高そうなものをもらった私への妬みですか。』
爆豪「んなもん要らねぇわ！！...ん！！」
爆豪くんは、先程の轟くんと同じく、自身の手を差し出す。
その手の中には
『何これ指輪！？え、ちょ、二人してどうしたの！？』
力強い印象を与える赤い指輪。これまた高そうだ。
何だか逆に怖くなってきて、私は思わずそう叫ぶ。私なにかしたっけ！？
二人は顔を見合わせると、少し不機嫌そうな顔をして口を開く。
爆豪「...仮免講習帰りに、いい店を見つけて。」
轟「入って買った。」
『わざわざ？...なんか、悪い気がしてきたぞ...。』
なにか企んでいるようにも思えてきたが、まぁ好意的に貰っておこう。普通に嬉しいし。
『...はは、ありがとう。』
ちょっとだけだけど、頭の中にあったもやもやや、不がが消えた感じがした。
____________
sideなし...
音無Aがその場から立ち去ったあとに、爆豪勝己は、轟焦凍の胸元のシャツをつかみあげる。
爆豪「てめぇどういうつもりだ...！」
爆豪はそのまま轟のシャツを揺らす。
すると、間から、先程彼女にあげたネックレスの色違いがちらりと見える。赤色の、ネックレス。
轟「...お前に教えるような事じゃねぇ。
...お前こそ。」
轟は、ば、と爆豪の手を払い除けると、置いたバックを肩にかけてから、口を開く。
轟「...そんな、青色の指輪持ってたか？」
指輪、ネックレスの贈り物は、《束縛》の象徴である。
彼らはそれを知って贈ったのかどうかは、彼らにしかわからないが...。
『...〜♪』
.....まぁ、本人が気に入っているのだから、いいだろう。
第162話【ぐあああ日付変わってしまった！！！ごめんなさい！！！！】→←160話【失踪してた件について、黒蛇の薊にこってり怒られました...。】
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エドワード - メープルさん» えっ (2020年1月7日 16時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
メープル - 鋼の錬金術師のエドワードと幼女戦記のターニャお願いします！！！ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 6a973d41c4 (このIDを非表示/違反報告)
樹の幹 - 確か織田作の異能は意図して見れるものではなかった気がするのですが…あ、僕もよくわかって無いので修正とかはしなくていいと思います！更新頑張って下さい！ (2018年8月18日 19時) (レス) id: e640de58c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーとです。 - おおおおおおお織田作の異能だぁぁぁ(泣 (2018年8月5日 19時) (レス) id: fc82e8dbe1 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 神威きたぁぁぁ!!!! また出して下さい!!!! (2018年2月27日 21時) (レス) id: eae4b70575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白蛇の柊 | 作成日時：2017年11月29日 7時
