義理の息子はそらるさん

14 違う好きがある ページ15

そらるside



そ『母さん！また3人分夕飯作ってるよ...』



そらる母『だって、私達は3人家族でしょう？』



そ『でも、親父は帰ってこない』



そらる母『いつか、帰ってくるわ。こんな可愛い息

子を置いていくなんてありえないもの』



母さんはいつでも笑顔だった



親父が帰ってこなくても、俺がいるから大丈夫だとか言って朝も夜も働きに行ってた








そ「またこの夢か...」



目が覚めて、夢だったことに気づかされる



ため息をついて体を起こした



それと同時に部屋の扉がノックされる音が



そ「はーい...」



扉が開いて、Aさんがひょっこり顔を出した



「おはよう彼方。ご飯、食べる？12時だし」



そ「...食べる」



「よっしゃ！麺でいい？」



そ「うん」



「じゃ、あと少し待っててね〜」



そ「Aさん」



「ん？」



手招きをして、Aさんを部屋に入らせた



「彼方〜？」



そ「...違う好きでもいい？」



「違う、好き...？(意味わからん)」



母親なんかじゃない



俺のたった1人の









好きな人



はてなマークばかり浮かべるAさんが可愛くて仕方ない







貴女が1人で抱えているものに、



押しつぶされそうになっているのに







俺は気づかない



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星に色つきました


ありがとうございます！


順位も...嬉しい限りですm(*_ _)m

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