疑心 ページ12
夢主side
あれから、何も考えず、高専に戻る。
考えたら今にも泣いてしまいそうで。
『もう限界。』
最近は不幸続きで、疫病神でもついてるのかと思うぐらいだ。
部屋に戻ると、すぐにノックをされる。
悟「A、謝りたい。昨日は押しかけてごめん。」
謝りたいって何。
嫌いだ。もう何もかも。もういっその事別れてしまおう。
私は心に決めた。
3年間付き合った彼氏と別れると
『何。』
悟「謝りたくて、昨日のこと。」
『昨日のこと以外に謝ることは無いわけ。?』
悟「え…?」
『だから、謝ることは無いわけって聞いてるの。』
悟「…わからない。」
『じゃあわからせてあげるよ。』
この間女の人とホテルに行ったとき、ばったり見かけた。
写真を撮っておいたのだ。
『これは何?行こうとしてのホテルだよね?』
『もう私限界だよ…私のこと痛めつけて楽しかった?』
耐えていた涙も、こぼれ落ちる。
悟「!!?A!!違う、それは」
『何も違わないよ。悟』
「「私達もう別れよう。ついていけない」」
悟「…やだ。」
『もう決めたの。私に構わないで。』
悟を押して、すぐに部屋に篭もる。
何時間たっても泣き止まない涙が、私の頬を濡らす。
消えたい。
死にたいなんて思ってしまう。
大好きで、大嫌いな彼氏
悟の私が、別れようと言った時の顔は、酷く歪んでいて。
私のこと嫌いだったのに、なんであんなかおしたの。
もうわかんないよ
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妃花里(プロフ) - 恋愛系が見たいです (2020年12月26日 20時) (レス) id: 5474e29992 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - めっちゃ続き気になります!夢主ちゃん報われることを願う………… (2020年12月25日 17時) (レス) id: fc7c60e89f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやか x他1人 | 作成日時:2020年12月25日 17時