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嫌なこと10 ページ10

そしてとうとう松田さんのカウントダウンが残りわずかとなっていた時、私は全速力で走っていた。
理由なんてものは単純で寝すぎたから
そう起きたらなんと10時

「人の命かかってんのに、ばかでしょ、」

息を切らしながら近くの観覧車があるショッピングモールへ向かう
間に合わなかったらどうしよう、松田さんに会わないとカウントダウンがあとどれ位かも分からない


ようやく着いたショッピングモール。観覧車がある場所へ向かった
観覧車の下には刑事さん達がいて冷や汗が私の背中に伝った。


刑事さん達の中に一際身長の高い少し髪の毛がもさっとしたサングラスをかけた男の人を見つけた

「松田さん!!!!!」


まだ乗ってなくてよかった、本当に
もし松田さんが観覧車にのっていたら、私は彼を殺したと同じだから


「はぁ!?なんでお前がこんなところに居るんだよ!」


「なにって、観覧車、乗りに、」


さっきまで走っていたため息が整っていない状態で答えた
あなたを助けるためだなんてこと言えないし


「おい、遊園地なら今度俺がまた連れて行ってやる。だから今日は」


「今日じゃなきゃダメなんです」


「おまえなぁ」


「嫌です!今から乗らないといやです!」



傍から見ればだだをこねる大人、ほかの刑事さんからも避難しろと言われたけど私はここでやるべきことがある


松田さんのカウントダウンはあっという間に残り3分
この3分の中で私は松田さんのために何が出来るのだろう
観覧車の中に爆弾があることは確実で、でもどのゴンドラに乗っているのかが分からない


刑事さん達の言葉を無視しながら観覧車をよく見つめる
どこに爆弾があるのか
どこに松田さんは乗り込もうとしていたのか







ピカっと1つの観覧車の中が光った。赤い光だった。
松田さんが「とにかく早く帰れ」と怒っているのを横目に私はまた全速力で走った、


とにかく走った。後で刑事さん達が私を止めようと叫んでいるけど無視して走った



勢いよくゴンドラに乗った
走って乗ったせいで揺れたのがよくわかった。







「松田さん、生きてたら遊園地連れていってね」









「は、」

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明里香(プロフ) - 再開じゃなくて再会です。 (2022年5月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 気まづいじゃなくて気まずいです。 (2022年5月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - とても面白かったです!他の方もおっしゃっているのですが、このあとの警察学校組の反応(話)を見てみたいです!お疲れ様でした! (2022年5月8日 18時) (レス) @page34 id: 064c02c015 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 続編みてみたいです、、、😢とても素敵な作品をありがとうございます、、。 (2022年5月8日 13時) (レス) @page34 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
怜花(プロフ) - 面白かったです。この後、零さんとか皆視点で見てみたいです!!お疲れ様でした!! (2022年5月8日 13時) (レス) @page33 id: a4a28791c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:putipu__ | 作成日時:2022年4月29日 22時

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