隠ですが実は柱です。2【鬼滅の刃】

玖拾ノ話　炭治郎side ページ47

久々の俺sideだ……！



どうして時透くんの頭に俺の言葉が浮かんだか、読んでて疑問を持った人も多いと思うんだ。



だからここでAがいなかった間の話をしようと思う！！



俺はあれから戦闘用絡繰人形と戦っていた。


善逸と伊之助も、最初は一緒になって戦ってたんだけど、途中から俺だけになってしまっていた。

小鉄くんの毒舌に心が何度も折れそうになったけど、俺は長男だから耐え抜いた！

水も食べ物もくれなかった時はさすがにどうしようかと思ったけど……



そして、絡繰人形の首を斬ると、中から刀が出てきたんだ！！！



それを鋼鐵塚さんに研いでもらうことになった！！

3日もかかるらしい！！すごく錆びていたからな…でも鋼鐵塚さんになら安心して任せられるぞ！

みんなには秘密だけど、鋼鐵塚さんは脇をくすぐられるのに弱い。



そして刀のことを玄弥に話したら、

「知るかよ！！出てけお前！友達みたいな顔して喋ってんじゃねーよ！！」

と言われてしまった。俺は友達だと思ってたんだけど……



それで、お昼寝をしていたら、時透くんに鼻をつまれて起きて、時透くんは鉄穴森さんを探していた。

その時に、時透くんが頭に浮かんだ言葉を言ったんだ。









そのあとすぐ、鬼が出て、今だ。



…時透くんと逸れてしまった！！



この鬼はやばい…上弦の肆だ。

しかも頸を斬って死ぬどころか分裂し出したんだ！！！



ドドン…！！



炭治郎「！？」



玄弥が銃を撃った音が鳴り響いた。

何だあの武器は…！

日輪刀と同じ匂いがする…！



善逸と伊之助は無事か！？どこにいるんだろう……



玄弥「(1匹仕留め損ねた…！)」



可楽「おおおお、これは楽しい。面白い。初めて喰らった感触の攻撃だ」



空喜「カカカッ！喜ばしいのう。分かれるのは久方振りじゃ」



4人もいる！！この鬼は飛んでる！能力が4人とも違うんだ！！



哀絶「哀しい程弱い」



ひとりの鬼がそれだけ口にすると、次の瞬間には玄弥に鬼の武器が貫通していた。



炭治郎「玄弥ーー！！！！！禰豆子助けろ！！玄弥を助けろ！！頼む！！急げ！！」



可楽「人の心配とは余裕があるのう」



鬼は口を開けて、ものすごい爆音を飛ばしてきた。



思わず、頸を斬ってしまった。まずい！さらに増やしてしまう……



また爆音が俺を襲う。



…攻撃の威力が落ちてる。



4人より分裂すると弱くなるんだ！！



禰豆子たちがいる建物に早く行かないと！！

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