隠ですが実は柱です。2【鬼滅の刃】

陸拾陸ノ話 ページ21

炭治郎くんたちは3日ほど蝶屋敷で休みほぼ完治。



A「そろそろ行こっか！」



炭治郎「うん！えっと…その後ろの人たちは？」



わたしの後ろには4人の隠がいる。



A「里は鬼に襲撃されないために隠されてるから、おぶってもらって途中で交代して、新しい隠におぶってもらって、って繰り返して里に行くんだよ」



善逸「Aちゃんがおぶっていってくれるの？」



A「その仕事もやってた！」



善逸「俺もAちゃんにおぶってもらいたいッ！！そいつら羨ましい！！」



A「怪我した時にしたことあるじゃん笑」



伊之助「俺はないな。よし！俺をおぶってけ！いや、俺がおぶる！」



A「気持ちは嬉しいよ」



でも一応念の為隠の服装で今回は行くんだけどね。



善逸「伊之助の株上がりすぎじゃない！？そうしていいなら俺だってそうしたいわ！」



炭治郎「竈門炭治郎です！今日はよろしくお願いします！！」



いつもほんと礼儀正しいなぁ。



隠1「こちらこそよろしくお願いします」



A「炭治郎くんは鼻がいいから鼻栓を、善逸くんは耳がいいから耳栓をしてもらうよ」



善逸「そんなとこまで徹底してるのすげぇなぁ…」



伊之助「俺はなんもしなくて大丈夫か？」



隠2「大丈夫かと思います。(なんだこの猪…おぶりたくないな…←)」



隠3「では行きましょうか(できればAさんをおぶりたい)」」



隠4「ではAさん、わたしの後ろにどうぞ」



4人の中で唯一の女性の隠がわたしに声をかけた。

これには女の子が好きな善逸くんも納得したようで何も言ってこない。(ただ男に背負われるのが許せないだけ)



隠3「ちっ…早く乗れよ」



善逸「ねぇこの人大丈夫！？急に態度変わりすぎじゃない！？怖いッ！！」



隠1「お乗りください」



炭治郎「ありがとうございます！失礼します！」



隠2「(げ…まじかよ…猪かよ！！)」



伊之助「猪突猛進で走れよ？」



隠2「はい…(やべぇ奴だ…つら…)」



なんかすごい空気になってるけど、大丈夫だよね？(









こうして何度も隠から隠に移り、里に到着した。



炭治郎「この匂い…温泉だ！」



A「ゆっくりしたいし先入って挨拶行こっか！」



善逸「温泉だって……？(何かを企む善逸)」



伊之助「さっさと行こうぜ」



善逸「うん。早く行こう」



炭治郎「善逸なんか怖いぞ…？」



A「疲れちゃった？」←何かに気づく様子すらない

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