探偵の用心棒5【文スト】【江戸川乱歩】 (ページ28)

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ご都合異能力５ページ28

『いいじゃない犬に噛まれたと思えば。あの乱歩は何故か私に懐いてたんだし』

乱「ｯそ、いうことじゃない！莫迦莫迦ばぁぁか！」

『うるさ』

後日、何故か不貞腐れた乱歩が社員全員にご機嫌取りをさせた。与謝野は間宮から経緯を聞いて爆笑していた。

おまけ

敦「乱歩さんって、なんだかんだ面倒見よくないですか？社員のみんなが困っていたら助言をくれますし！」

谷「あ、僕もこの前助けてもらったよ」

賢「乱歩さんは無敵の名探偵ですもんね！」

鏡「…ふわふわのお菓子を貰った」

与「誰かが悩んでいたら一番に気づくしねェ」

国「俺たちはあの人がいるおかげで探偵社にいられると云っても過言ではない」

太「ああ、そういえば私もこの間_____....」

_______廊下にて

『あら？いち早く他人の悩みに気づく名探偵さんは中に入らなくていいのかしら』

乱「ｯうっるさい！社長のところに行く！」

『どうして？購い出しから戻ってきて入ろうとしたら皆んながアンタを褒め始めて照れ臭くなったの？』

乱「あーもうちがう！ちがうったらちがう！

……異能力の事以外で褒められるのは…なんか、ちがう」

『何よそれ。何時もの態度はどうしたの』

乱「…褒めてって云って褒められるのがいいんだよ」

『はぁ？どうでもいいけど、私は入るわよ。じゃあね』

乱「あ、ずる_______」敦「乱歩さんといえば間宮さんですよね！同じくらい助けてもらってます！」

『…ぇ』

_______室内にて

国「そうだな。間宮さんは俺たちに分け隔てなく接してくださる」

太「私たちに敬語は外してもいいと云ってもいたねェ」

鏡「あの人がくれるお菓子も好き。特に洋菓子」

賢「僕も依頼の帰りにご飯に連れて行ってもらいました！」

谷「偶に怖い時もあるけど、頼れるお姉さんって感じですよね」

与「Aは私にとっても特別な存在だよ。あの子は人の傷みが判る子だからねェ」

敦「ですよね！僕も入社したてのころ_______...」

_______廊下にて

『……』

乱「あれれぇ？ドアノブに手を乗せたままだけどどうしたの？」

『……そういえば、社長にお土産購ってきたんだったわ。アンタだけ先に入ってなさい』

乱「はぁ？！僕が社長に会いに行くんだ！Aが先に入っててよ！」

『いいじゃない善かったわねたくさん褒められて』

乱「ちょ、押すなよ！」

福「何をしている」

乱「『！？』」

この後経緯を説明してしばらく社長室に隠れた