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ご都合異能力 1 ページ23

※乱歩さんが二人います 解釈違いあるかもしれません
分裂した乱歩さんが甘々です ↓








乱「僕!僕のAから離れて!」

乱「はぁ〜?此れは僕のパシリなんだけど!」

『えーと…』

与「…これは、どういう状況だい?」

ソファに座っている乱歩二人と間宮一人。彼女は乱歩にサンドイッチにされており、腕をガシリと掴まれている。双方から。

まさにカオス状態であり、女医の与謝野も呆れてしまっている。

『敵の異能に当たってしまって乱歩が…二人に、ね、はは』

目に隈を作りながら、間宮は魂が抜けたように笑った。一人を相手するだけでも疲労困憊だというのにさらにニ倍になったわけだ。

乱「A!お菓子食べたいから食べさせて!」

『え?ええ…』

乱「ちょっと!!僕はそんな事云わない!!」

『え?ああ、たしかに…?』

乱「えぇ〜A、僕にあーんするのイヤ…?」

乱歩は目をうるりとさせ、上目遣いで間宮を見つめた。

『ッい、ヤじゃないケド…』

乱「やったー!」

乱「一寸A!なに絆されてんのさ!」

『だって…』

与「……」

与謝野はこの光景を見て、正直おもった。

与(面白すぎやしないかいこれ)

そう、面白いのである。何時もは素直になれない乱歩が分裂して、甘えんぼうになった乱歩と何時もの乱歩で間宮を困らせている。すこぶる面白かったのだ。

社長にも話してやろう。そう思い席を立つ。この状況を放置したらどうなるのだろうか、と興味もあったからだ。

与「ちょいと出掛けてくるよ。購い出しもあるしねェ」

『ッ!あ、えと、私も行くわよ!!』

与謝野の突然の裏切りに、間宮も反射的に声を出す。

乱「Aはだめ!僕の横にいて?」

乱「はぁ!?僕の貌でそんな事云わないでよ!」

乱「五月蝿いよ僕羨ましいからって」

乱「は、はぁぁぁ?!」

『…ごめんなさい晶子。やっぱりお願いできる?』

困ったように笑いながら、与謝野に目で合図を送る。「任せときな」と与謝野は事務所を後にした。









『…あのねぇ、晶子のこと困らせちゃ駄目でしょ』

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誰って?ふふ、アタシにも分からないわ。 - あぁぁああ!!ツンデレ具合が可愛すぎます....!! (5月8日 23時) (レス) @page38 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ - ゆいたろー!さん» ほんとにですよね〜! (2月25日 4時) (レス) @page32 id: 24087fee12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 乱歩さんかわいい!! (1月25日 22時) (レス) id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや - 面白くて一気見してしまいました(笑)これからも頑張ってください! (12月28日 23時) (レス) @page11 id: ee7d1e5722 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アーテルさん» ありがとうございます!聴いてみます! (11月27日 22時) (レス) id: 2f7e82fb3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年11月6日 18時

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