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 ︎︎ ページ3

強盗犯「はは!大人しくしてりゃ善かったんだよ!女の癖にしゃしゃりやがって!」

間宮は床に落とされた髪を見つめ、無茶房に切られた自分の髪を触る。

其の表情は、よく見えない。よく見えないが___

乱「…彼奴死んだね」

乱歩にだけは、どんな表情をしているのか判ったようだ。

強盗犯「はやくこっちこい!!」

間宮は云われた通り近づくと、犯人の手が伸びてくるのが見えた。

しかし

強盗犯「ッ?!な、なんだ!」

ガシッと其の腕を片手で掴み力を込める。ギシギシと骨が軋み、男は悲痛の声を上げた。

そして、反対方向に腕を捻る。

今度はゴリュッと肉が捩れる音が響いた。

強盗犯「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!い、痛い、俺の腕がァ!!」

『あら、致命傷ではないから大丈夫よ』

間宮は男に馬乗りになり、拳を握りしめ顔面を殴り始めた。最初は男も悲鳴をあげていたが、徐々に其の声が小さくなる。

『折角…が褒めてくれた髪なのに…如何してこんな塵に…』

ボソボソと何か呟いているようだが、其れは誰にも聞こえない。
バキッ、ゴキッ、と骨と骨がぶつかる音が聞こえた。
其の様子を見ていた与謝野は、こそっと乱歩に話しかける。

与「乱歩さん、そろそろ止めた方が善いんじゃないかい?死んじまうよ犯人」

乱「そうだよねぇ。行くぞ敦」

敦「は、はい!」

其の後、敦の異能の力でやっと押さえられた間宮は事情聴取を受けることになった。犯人の貌は原型を_____留めてはいたらしい。ギリギリ。

警察側も今回は間宮が探偵社員だったということで見逃してくれるようだ。

_____次の日

敦「あの、間宮さんは何故あんなに怒っていたんですか?」

事件の翌日、敦は業務の休憩中の間宮に問いかけた。

『アレは_____』

_____数年前

乱「A、髪切っちゃうの?」

『うん。福沢さんとの稽古の時に邪魔になるし』

乱「ふーん…綺麗なのにもったいない」

『…本当に思ってる?』

乱「僕がお世辞なんか云う訳ないでしょ。此の僕が褒めてるんだから」

『あはは、たしかに_____じゃあ、』

"もう少し伸ばす事にする"

________________________________________________

『……内緒』

敦「な、なるほど…?」

解せない問題がまた出来た敦であった。

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誰って?ふふ、アタシにも分からないわ。 - あぁぁああ!!ツンデレ具合が可愛すぎます....!! (5月8日 23時) (レス) @page38 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ - ゆいたろー!さん» ほんとにですよね〜! (2月25日 4時) (レス) @page32 id: 24087fee12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいたろー!(プロフ) - 乱歩さんかわいい!! (1月25日 22時) (レス) id: 09168e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや - 面白くて一気見してしまいました(笑)これからも頑張ってください! (12月28日 23時) (レス) @page11 id: ee7d1e5722 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アーテルさん» ありがとうございます!聴いてみます! (11月27日 22時) (レス) id: 2f7e82fb3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年11月6日 18時

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