また明日。《5》

♯242 ページ42

陸くんに「また連絡するね」ってLINEしたきり、音沙汰無し
そらそうか。私が連絡するって言ったんだから

今日こそ！明日こそ！の繰り返しでどんどん日が過ぎて行った


陸「よっ！おつかれ〜(笑)」


バイトが終わって京介さんの店から出ると
陸くんがいた


A「………………」


陸「……えっ(苦笑)ごめん……怒ってる？？」


A「怒ってない怒ってない(汗)いるなんて思わないし、会えるなんて思ってなかったからちょっと……もうお店閉まっちゃったよ？」


陸「うん。会いたいなーって思って。……今からどこか行く予定とかある？」


A「こんな時間から行く所なんて無いよ」


陸「あ、そっか(笑)いや……誰かの家とか……待ち合わせとか……予定無い？｣


A「うん。無いよ」


陸「良かった。じゃあちょっと付き合ってよ(笑)」


A「ご飯？賄い食べちゃった……」


陸「ブッブー！！アイス食いに行こ(笑)」


A「あっ！夜アイス！？」


陸「正解〜(笑)あれさぁ、ずっと行きたかったんだけどね、男連中と行くのはちょっとねー(笑)だから、付き合ってよ。一緒に行かない？(笑)」


A「実は私も行きたかったの！(笑)」


陸「お〜気が合うじゃん〜(笑)」


こんな小さな事でウキウキする
顔がニヤける
モヤモヤしてた気持ちが少し晴れた

壱馬くんの好きって言葉や行動より
私は陸くんとの小さな出来事の方が嬉しいって感じる

やっぱり、陸くんが好きだな……って

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