五条家に仕えし化け狐 【五条悟】

貴方を想って… 3 ページ22

小さい身体で器用に玄関の扉を開け、中に恐る恐る入ると玄関には五条が立っていた









五条「遅かったね、おつかいだけ頼んだはずだけど。何でそんな大怪我してるのかな？」









『ｷｭｯ!』









五条「……説教は後で、まずは手当てと着替え」









Aが咥えている袋を取り、Aを優しく抱き上げリビングへ連行される









優しい手つきで傷の手当てや服を着せてくれるが明らかに怒っている＿＿









そして説教と言う事で人間の姿になり床に正座させられている









五条「で？その傷は呪霊との戦闘だろうと思うけどどうして真っ直ぐ帰らず寄り道したの？」









『……悟の仕事増やしたく無かったから。私があそこで無視したら被害は増える…』









五条「僕の為なら命も捨てるってこと？あんなボロボロになってまで」









『悟の為なら……！！五条「ふざけるなっ！！」？！ｷｭｨ……』









大きな声にビクッとしたA









五条があまり声を荒らげると言うのはここ数年で無かったからこそ余計に反応してしまった









五条「オマエまで…俺を置いていくのか……」









『！！』









正座しているAを正面から抱きしめる









五条より身体が小さいAはすっぽりと五条の腕の中に入る









五条「…俺にはもうAしか居ないんだ……それはAが一番わかってるだろ」









『うん…ごめんなさい』









五条「俺達はお互いが居なきゃ生きていけない…だからも二度とっ…あんな事言わないでくれ」









『ｷｭｩ…悟、ごめんね…っ』









五条「絶対に離さないし消えさせない…」









この後軽い縛りを結んだとか何とか……その話はまたいつか＿＿＿



−−−−−−

ましゅふわ様からのリクエストでした！



如何でしょう…思っていた様な感じじゃなかったら申し訳ないです


個人的に静かに怒る、大きく怒るどちらもありそうな先生、なので2パターン詰め合わせにしました！


リクエストありがとうございました！！

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