検索窓
今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:31,326 hit

14話 「人間の技術か鬼の技術か」 ページ16

その後、静かに図書室に集まり話し始める


エレナ「大人が増えるなんて…ノーマン達はこのこと予想してた?」



ノーマン「いや…発信機の事で気を取られていたせいで、大人が増えるなんて考えもしなかった」



レイ「逆に喜んでやろうぜ」


エマ「え、喜ぶ?」


レイ「キャロルとあのシスタークローネ、情報源が2つも増えたってな」


ノーマン「なるほど」


レイ「まず、あの二人は何処から来た」



ノーマン「キャロルはコニーの代わりだ。つまり商品の補充…」



レイ「ああ、ここが農園なら補充され続ける1歳児を用意する拠点があるってことだ」


エレナ「私達もそこから来たってこと?」


レイ「多分、そしてあのシスタークローネもだ。」


ノーマン「ママ以外の大人がいるっていう事実も大きいね、ここと同じ農園が他にもあるかもしれないし…

鬼に従う大人が生まれた時から鬼の支配下なのか、捕獲されてからなのか…それだけでも出た先の世界が違ってくる」



レイ「でもまず考えるべきなのは、全員をどう逃がすか…そして発信機の在り処」




エマ「あれから身体中探したけど、埋められた跡なんて無かったよ?」


ノーマン「服や靴にも」



レイ「人間の科学技術の常識から考えれば、恐らく電波を使った発信機。でもそれには電池がいる

電池寿命が10年以上で手術痕が残らない程超小型

2015年当時じゃ多分実現不可能な代物…」




エレナ「つまり…仕組みや場所を特定するのは難しい…それが人間の技術ではなく鬼独自の技術だと…」



レイ「お手上げだ」



エマ「え、詰んでない?」


レイ「詰んでる」


エマ「駄目じゃんっ!!」



ノーマン「いや、仕組みじゃなくても予想は出来る」



レイ「そう、考えるんだ。敵の立場で、何処にどんな発信機を埋めれば都合がいい…?」


一気に図書室が静かになる


頭をフル回転させ、考える




エレナ「…………キャロル…」




ノーマン「そうか、キャロルなら!」


レイ「来たばかりのあいつにはあるかもしれない…」



エマ「っ!発信機の手術痕!」






-------


11歳でここまで頭良いと…びっくりです←

15話 「発信機の在り処」→←13話 「新たな敵」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
設定タグ:約束のネバーランド , 約ネバ , ノーマン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

メアリー(前サラ)(プロフ) - じぇるさん» コメントありがとうございます!沢山更新していきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2019年4月8日 1時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
じぇる - とても面白いです!更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2019年4月3日 17時) (レス) id: 1df12e5f71 (このIDを非表示/違反報告)
メアリー(前サラ)(プロフ) - ドラゴンさん» あ、ありがとうございます!(土下座)頑張ります! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い!更新頑張ってください! (2019年3月19日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サラ | 作成日時:2019年3月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。