episode 7 ページ9
夏油side
明日に備え美々子たちも寝静まった家は静かだった
キィ___
扉が開く音がした
私以外はもう起きていないと思ったが扉の方を見るとAが立っていた
夏油「明日は早いんだ、早くm…!勝手に身体を使っていいのか、雪女」
雪女《Aには悪いが夏油傑、お主に伝えなければいけないことがある》
雪女に身体を貸している時のAの見た目がガラリと変わる
髪色がふんわりなクリーム色から真っ白な白髪に
頬には雪の結晶がいくつか出ている
夏油「明日に響くと痛い。手短に済まそう」
雪女《なぁに、伝えることは1つ。
Aにあの男、五条悟を近づけさせるな》
夏油「!また唐突だな」
雪女《今日の宣戦布告で少し感情に変化があったようじゃ…
この世界を術師だけの世界にする気持ちと、五条悟への未だ消しきれてない感情
消すと言うよりは抑え込んでいたに近いがな
もしあの男が次、本格的にAに接近したら__》
夏油「二つの感情がぶつかり、壊れる可能性がある__」
雪女《余はAの意志を尊重する故、戦場で勝手に出てこれぬ。お主に託すしかない》
夏油「無論、会わすつもりは無いが。雪女、君は呪霊のはずだ…しかも特級呪霊
どうしてそこまでAに尽くす」
私はずっとそれが気になっていた
呪霊ならまずない、特級呪霊なんてプライドが許さず人間なんぞ嫌いな種族であろうに
雪女《惹かれたのだ、あの眼に》
雪女《普通ならあの場合余を憎む。人間と言う生き物は自分を見ずにじゃ。
それが醜い生き物の愚かな点とも言える
だが、Aは違った。余を1ミリも憎んでいなかったのだ》
雪女《Aは自分に力が無い事、祖父が企んでいた事に気づけなかった事を嘆き、祖父への恨みがあった》
雪女《Aの心は優しい。あまりにも__
その心を汚し穢され変わってしまった……後にお主と同じ目的に行き着いた…
だがAにはいずれ迷う時がまたくる。五条悟と会えば昔のように苦しむ
そんな姿は見とうない》
時間だ。あとは頼むぞ夏油傑といい寝室へ戻っていた
Aには幸せになってほしい__
私と同じ道を歩かせていいのか、嫌なぐらい悩んだ
だが心が壊れたら全て終わり___
なら
夏油「私なりのやり方でAを護るさ」
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Mami(プロフ) - 続きが気になります (2022年7月7日 7時) (レス) @page33 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - サラさん、初めまして、この小説は渋谷事変編は、曲げ欲しいです。後五条悟の封印はしないで欲しいです。お願い出来ますか? (2021年7月5日 22時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 続き楽しみにしてます。 (2021年1月25日 11時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - プスメラさん» 初めまして!かっこいい先生になっていてよかったです…!!コメ&応援確かに頂きました、ありがとうございます(土下座) (2021年1月24日 23時) (レス) id: 8549a93e88 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - サラさん初めまして、五条先生カッコいいです。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月24日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サラ | 作成日時:2020年12月29日 10時