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ASaido

飛貴の過去思ったより酷かった。

知らないうちに抱きしめていた。
しばらくすると

飛「スー……スー……。」

私に抱きしめられながら寝息を立てて寝ていた。
かわいいと思ってしまう私はまだまだ飛貴の辛さを分かってあげられないのかなそう思ってしまう。

時々苦しそうに咳き込む飛貴を見て自分の表情が
強張っていくのを感じていた。

飛「ゴホッ………ゴホッ………。」

あ「大丈夫大丈夫。」

そう言いながら背中をさする。

しばらくして

飛「ん。」

あ「起きた??」

飛「ごめっ。
寝てた?」

急いで私から体を離す。

あ「結構寝てたね。
でも。よく寝れた?」

飛「うん。
Aのおかげで。」

あ「そっか。」

ねえ飛貴。

そんなこと言わないでよ。
私がどんな気持ちか知らないでしょ?

Aのおかげってそれ以上に
嬉しい言葉はないよ。

そんなことを思っていると

飛「A?
どうした??」

飛貴に声をかけてきた。

あ「あっ!ごめっ。
寝よっか。」

飛「おう(笑)」

あ「えーっと。
ベット那須のでいい??」

飛「いいよ。」

あ「でもさ。部屋一緒だよ?」

飛「いいって。
Aがだめなの??」

あ「いや。
いいんだけど。」

飛「じゃあいいじゃん。」

そう言って私の手を引く飛貴。

次の日あんなことが起きることも知らずに、、、

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作者名:ゆっぴー | 作成日時:2021年8月20日 11時

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