25話目 ページ25
そんなのにピクリとも動かず
縁を切ろうとする三人
私は止めれるはずも無く
プツッと音を立て
三人の刀は空を切った
「あ、あぁ」
優乃花は唖然とし立ち尽くす
三人は気にもせず部屋を出ていく
私は急いで後を追った
そう、三人が縁を切ったのはまだしも
それで全滅とでるのはおかしいのだ
だからまだ、何かある
必死で追いつくとそこはアニメでも見たゲートだった
「え、まじでどこ行くの？」
私の声は三人には聞こえず
三人はそのままゲートを操作し
ゲートに入ってく
私も遅れては行けないと走って向かった
着いた先は山のような斜面がある場所
直ぐにわかった
ここ厚樫山だ
そうだ刀だものそりゃあ戦場で折れたいよね
だから全滅だったんだ
私はゆっくりと目を閉じた
けど次目を開いても元の景色には戻らなかった
「どういうこと？」
聞いても三人はそばにいないし
そもそも居ても聞こえないので
返事は帰ってこない
けれどもし帰れないのなら
一つだけ理由があった
「三人をどうにかしろって事？」
そう、わざわざ三人を見届けて帰させない理由
誰かに聞くじゃなくわざわざこの場面に来させた理由
それなら私なりに辻褄は合う
もう、考えている暇はない
私は走った
来た時には既に夕方で下手したらすぐに夜になる
そしたら太刀が二人もいる伊達組は危険だ
そして恐らく三人ともレベルは低い
そんな奴らが戦ったらどうなる
言わずもがなすぐ折れる
見えた三人はかたまって戦っていた
キィンとなる刃と刃がぶつかり合う音が
聞きなれず耳を塞ぎたくなる
けれど今はそんな事は出来ない
「絶対に死なせるもんか」
刺さっていた刀を拾う
よくに言うドロップした刀剣だろうか
丁度短刀だ初心者の私にもまだ使える
手が震えた刀も震えた
けれど戦わなきゃ
大丈夫
ここで死んでも彼らのために死ねるなら
「画面越しの審神者として本望だわ!!」
一人の敵太刀が彼らを切ろうとする
一気に走って敵太刀に刺した短刀
ズシャっと音をたてて入っていく
感覚だってした
相手はそのまま倒れた
霧になって消えていった
「お前！」
三人から同時に刃を向けられる
あぁ、見えるようになっていたのか
優乃花を見た時とは違う
冷めきってはいるが警戒しているそんな目
まだ安心できる
「よく分からないでしょうけど
私はあなた方を助けに来ました！
私も加勢します！
攻撃を受けるなとはいいません！
絶対に死なず！折れないでください！」
驚いている三人
そんな三人をおいて私は敵に刃を向けた
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溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - ああ！待ってました！これからも頑張ってください！なんでリア友なのに敬語なんですかね！ (2018年8月19日 23時) (
レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - 新作など頑張ってください！(^q^) (2017年9月30日 19時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - お久しぶりですこれからも頑張ってくだせぇ(^q^) (2017年9月29日 17時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - ﾌｧｲﾄｰ!ヾ( ￣0)乂(0￣ )/ｲｯﾊﾟｰﾂ! (2017年8月5日 1時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
月の宝石(プロフ) - 溜め息(´ ▽｀).。さん» お久しぶりですねぇ！！頑張りますよ！！最新遅いけど！！ (2017年8月5日 1時) (レス) id: 60630009e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月の宝石 | 作成日時：2017年6月2日 15時
