episode53 ページ3
A「さてと・・・。」
準備を済ませて、向かうはユンギさんと私の家。
久しぶりの収録で、なんだか変な気分。
少し伸びた髪をひとつに束ねた。
・・・
ユンギ「久しぶり。」
A「久しぶり。」
カメラが回ってから、話し出す私たち。
こんなに優しい微笑みなのに
あの言葉しか思い出さない私って・・・
どれだけめんどくさい女だろうと思う。
ユンギ「元気だった？」
A「うん、いまはコンサートの準備をしてる。」
ユンギ「そっか・・・。」
A「・・・コーヒーでもいる？」
ユンギ「おー、ありがと。」
どことなく気まずい感じ。
いつものスタッフさんたちにも
それが伝わってるんじゃないかって
不安になる。
ユンギ「なぁ。」
キッチンで、コーヒーを淹れてると
背を向けたユンギさんの声。
A「ん？」
ユンギ「結婚式、楽しかったな。」
A「うん。」
なんで、いまそんなこと言うんだろう。。
あんなこと聞いた今じゃ、
そんなの・・・そんなの・・・
嘘に聞こえるじゃない。
ユンギ「あとさ。」
２つのマグカップにコーヒーを入れる。
ユンギ「・・・ごめん。」
A「・・・なにが？」
ユンギ「いいや、何でもない。俺、ブラックで。」
何のごめん・・・だろう。
気になったけど、、
あの声が私に聞こえてたなんて知る由もないだろうし。
だけど、これ以上ユンギさんと関わっていくと
どんどん嫌いな自分が出そうで
ただただお家収録に集中した。
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ふわこ - この小説読みながらFake Love聴いてました。なんか曲にあってるような気がしました…！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 565358e56d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - masumicky?さん» ありがとうございます。笑タイピングしながら気付いてませんでした。笑 (2018年9月3日 7時) (レス) id: 5858d0ba0f (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - 差し出がましいかもしれませんが、仮想が仮装になっておりシリアスなシーンで吹き出しました…。 (2018年8月28日 8時) (レス) id: 386d4bfa34 (このIDを非表示/違反報告)
ちびニョロ(プロフ) - このお話大好きです！更新楽しみにしています(^^) (2018年6月12日 1時) (レス) id: 8d7f6f6ec3 (このIDを非表示/違反報告)
チムやんチム(プロフ) - ジミンかユンギどっちと幸せになっても私は嬉しいです ！！更新ファイティンです ！！ (2018年4月22日 3時) (レス) id: 47f32d3ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年2月17日 13時
