episode50 ページ1
A「ただいま・・・。」
電気だけが私が帰ってきたことを理解して
部屋を明るくした。
どうしようもないこの感情。
分かってたことなんだけど
いざ、言われるとキツイな・・・なんて、
でも、キツイなって思ってる自分は、なんなんだって。
私だって同じ気持ちなくせに。
所詮、番組だよ。
ユンギさんとは、そこでしか会えない。
そこでしか話せない。
あとは、他人のように
挨拶をするだけの仲だってことも。
どうして、いま気付いちゃうんだろう。
もしかしたら
ユンギさんが、私のことを
本心で大切に思ってくれてるんじゃないか・・・
なんて期待してた私に。
痛い女だよ、本当に。
こんなに自分が痛い女だなんて思わなかった。
もっとクールで、恋愛なんて
恋愛なんて・・・無くても生きていけるって
そんなことすら歌ってたのにさ。
痛いよ・・・
本当に痛いよ・・・
自分も・・・左胸の心臓も。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マネージャー「どうだったー？ジミンさん。」
A「うん！楽しかった！！」
インタビュー収録のために
オッパが車で迎えにきてくれた。
そして、何事もないようにオッパに振る舞う。
マネージャー「ジミンさんから、終わったあと連絡来たよ。」
A「・・・なんて？」
マネージャー「Aさんといると楽しいです。これからもっと会いに行きますだってさ。」
A「・・・っ。」
ジミンさんなりの、気づかいだ。
そう思うと心が痛い。
マネージャー「いい感じなの？」
A「えっ？！」
マネージャー「だって、こんなメッセージ来るしさ。連絡先知ってるのもジミンさんだけでしょ？」
A「・・・そういえば。」
マネージャー「前もあったもんね〜仮装夫婦で。お嫁さんと同じ事務所の人と旦那さんが実は熱愛中でって。まぁ、そっちの方が割り切れるのかな？」
A「オッパ、まだ私なんとも言ってないし・・・。」
マネージャー「ん？笑」
意地悪そうに笑うオッパが憎たらしい。
マネージャー「でも、俺はAが幸せになってほしいんだ。」
いきなり、真剣な表情でそう語るオッパ。
A「・・・なんで、」
マネージャー「ん？だって練習生の時から俺はAのマネージャーだったし。もう妹みたいな感じなんだよ。」
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ふわこ - この小説読みながらFake Love聴いてました。なんか曲にあってるような気がしました…！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 565358e56d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - masumicky?さん» ありがとうございます。笑タイピングしながら気付いてませんでした。笑 (2018年9月3日 7時) (レス) id: 5858d0ba0f (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - 差し出がましいかもしれませんが、仮想が仮装になっておりシリアスなシーンで吹き出しました…。 (2018年8月28日 8時) (レス) id: 386d4bfa34 (このIDを非表示/違反報告)
ちびニョロ(プロフ) - このお話大好きです！更新楽しみにしています(^^) (2018年6月12日 1時) (レス) id: 8d7f6f6ec3 (このIDを非表示/違反報告)
チムやんチム(プロフ) - ジミンかユンギどっちと幸せになっても私は嬉しいです ！！更新ファイティンです ！！ (2018年4月22日 3時) (レス) id: 47f32d3ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年2月17日 13時
