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ただやっぱりあの日樹が言った

「お前の1番傍で守りたい」って気持ちが俺には分からない

ーーーーー

凜「…ねぇたろちゃん」

し「ん〜?どした?」

俺とたろちゃんしか知らない秘密の場所。

そこでたろちゃんに樹の事を話した。

凜「…好き…なのは嬉しいやん。けどさ、1番傍で守りたいって何?それは皆今までそう言ってくれてたやん。何が違うん?」

恋愛なんて今までそんなした事ないからわかんない。14でこの世界に入ってただ皆と居れたらいいやって思って過ごしてただけだから、樹の気持ちを完全に理解し切れなくてモヤモヤする。

し「ん〜、そっかぁ…そうだねぇ…」

「樹ももっとはっきり言えばいいのにねぇ」なんてたろちゃんがボソッと呟いた。

し「凜はさぁ、最近樹と居る事が増えたでしょ?」

凜「うん」

し「楽しい?」

凜「うん、マジで楽しい!」

し「そっか、今まで何が1番良かった?」

凜「え〜、やっぱ…」

と思い返すと


仕事前にふらっと街で買い物してて樹が欲しい物を買ってくれた時、大変な仕事が無事終わってご褒美って美味しい物を食べに行った時、行きたいって言ったテーマパークに行って「俺もうそんな歳じゃない」って言いながらも被り物被って一緒にはしゃいだ時とか

選び切れないシーンが沢山ある

し「ふふ…悩む?」

凜「ん〜、悩むねぇ…」

し「じゃあ…樹だけじゃなくて俺らとの楽しかった思い出は?」

凜「え〜!そんなのもっと悩むやん!」

し「あははっ、なら良かったわ笑」

「まぁ取り敢えずさ」と声を出したたろちゃんの方を向くとたろちゃんは目の前の夕日を見たまま

し「樹は凜の1番になりたいんだよ。」

凜「…なんで?」

好き、だから…?

そう言うとたろちゃんは頭をかいて

し「ん〜…!…まぁあれだ!今凜は沢山楽しい事思い出したでしょ?」

凜「うん」

し「でも、人って辛い事の方が覚えてるの。何でかわかんないけど。んで今までさ、凜もあったよね?辛い事」

凜「…まぁ」

最近は随分減った。けどあの時の事を忘れるなんてできない。でもそれとなんの関係が…

し「…楽しい事が沢山あっても、悲しかった事の方が勝っちゃうの。沢山笑っても、泣いたらそれが全部消えちゃう。
樹は凜がそうなった時、1番に傍に居て1番に凜を楽しい事で上書きさせたいんじゃない?」

まぁ勿論俺らもだけど、樹はもうひと段階上に行きたいんだよ。

そう言いながらたろちゃんは俺の頭を撫でた

し「好きな人の笑顔を守りたいとかね」

・→←じゅりりんのキッカケ



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yukina(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (7月20日 17時) (レス) id: 18825dff32 (このIDを非表示/違反報告)
ぽく(プロフ) - 、さん» すいません。シンプルに確認不足ミスでした。ご報告ありがとうございます。 (2022年8月4日 14時) (レス) id: ad099b9711 (このIDを非表示/違反報告)
ぽく(プロフ) - 読む専ペンギンさん» すいません。シンプルに確認不足ミスでした。ご報告ありがとうございます。 (2022年8月4日 14時) (レス) id: ad099b9711 (このIDを非表示/違反報告)
- 二次なのでオリ○ラ、外してくださいね?違反なので、運営に報告します。 (2022年8月4日 14時) (レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
読む専ペンギン(プロフ) - コメント失礼いたします。nmmnの二次創作になるので至急オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グ解除をお願いいたします。違反になってしまいます。 (2022年8月4日 10時) (レス) id: 6d42563f0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽく | 作成日時:2022年8月4日 4時

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